名作うしろ読み

名作うしろ読み

748円 (税込)

3pt

3.4

名作は“お尻”を知っても面白い!「神に栄えあれ」「下痢はとうとう止まらず、汽車に乗ってからも続いていた」――さて、この二つの文章は何という作品のラストでしょう?『雪国』『ゼロの焦点』から『赤毛のアン』まで、古今東西の名作一三二冊を最後の一文から読み解く、丸わかり文学案内。文豪たちの意外なエンディングのセンスをご覧あれ。

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名作うしろ読み のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2019年09月15日

    「古今東西の名作132冊をラスト一文から読み解く」
    つまり、名作の書き出しの一文は有名になるのが多いですが、作品最後の一文は忘れられてしまうようだ。

    例えば超有名な「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」の『雪国』末尾は覚えてない・・・。また、「下痢はとうとう止まらず、汽車に乗ってからも続い...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年06月01日

    自身の読書量の少なさを痛感。世の中まだまだ面白そうな本があるではないか。
    ビジネス書がどうしても増えていくなかで、過去の名作もしっかり読みながら、人間力を高めなければ。目次コピーして、手帳にしのばせ、紹介されている本を少しずつ、意識的に読み進めよう。著者とは違う感想や視点を持てると尚よい。

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    Posted by ブクログ 2016年03月08日

    数年前、女優でエッセイストの中江有里さんがテレビ番組の中で紹介していたので、気になっていた本書。
    当時は単行本だったので買うか買うまいか悩んでいた。結局、買わずに年月が過ぎた。
    いつものように、書店を眺めていると、文庫本化されているではないですか!
    そっと手に取りレジへ向かい、ようやく手に入れたので...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年03月30日

    最初も最後も印象的なのは「走れメロス」でしょうか。名作の最初と最後を書き出して比較するのも面白いかなと思いました。ピリッとした解説が良いですね。

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    Posted by ブクログ 2017年01月09日

    有名な書き出しは数々あれど、さてラストは? 古今東西の名作132冊を斬新な視点で読み解く、楽しくてタメになる丸わかり文学案内

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    Posted by ブクログ 2016年11月13日

    単行本で読んだあと「あれも読もう」「これも読まねば」と思いつつ、結局あんまり読んでない名作の数々。
    またもや「あれも読もう」「これも読まねば」となりました。

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    Posted by ブクログ 2016年06月30日

    半分くらいは既読。だからこそ贅沢で楽しい本。
    それにしても、
    ここは輝くほど明るい闇の国家である。
    決まりすぎでクラクラ。

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    Posted by ブクログ 2016年05月04日

    名作文学作品の書き出しは、試験にあるいはクイズにも出るほどであるが、ラストの一文は、あまり注目も集めてない。そこに、着眼した著者のユニークな書評集。
    1青春の群像、2女子の選択、3男子の生き方、4不思議な物語、5子供の時間、6風土の研究、7家族の行方、と分類され、その数132作品。
    未読の作品は読ん...続きを読む

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