星の感触

星の感触

880円 (税込)

4pt

3.8

変わりたいと望みながらも「逸脱」できずにいる良治が出会ったのは、2メートル67センチの大男・猫田研一だった。さらに「成長」を続ける彼の身長は、ついに8メートルを越してしまう。その時、研一の恋人・伊藤タマコは、そして良治は……。心が目覚め、あなたが変わる。「自分革命」を起こす、成長と癒しの物語。奇妙な友情物語。話題が話題を呼ぶ、鮮烈の薄井ワールド。答えは自分の中にある!

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星の感触 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    どんどん背が伸びて巨人になっていく男と
    彼をとり囲む人間の心の交流、
    そして彼を見せものにしようとする世間。

    薄井さんは、心の美しさを何より大切にしているように感じる。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    この著者の作品はどれも主人公のキャラはにてるところが多いんですけど、優しく、せつなく、どこか暖かく、青臭く、情けなく、無力で魅力的な作品なんです。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    音声を文字におこすテープリライター=良治の出会った、大きな男=ケンとのお話。ちょっぴりファンタジーがかっていて、やさしくて切ない。とても読みやすくて、だれにでも安心して薦められる一冊です。
    「逸脱」することを、「レイン・メイカー」を捨てることを恐れないこと。読み終わって、自分も、そっと背中を押された

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    声を文字に置き換える仕事をしている僕、「良治」と 2m67㎝の大男「ケン」、その恋人の「タマコ」の話。
    とにかくどんどん大きくなっていくケン。
    読者のあたしはすごく不安に思うけど 彼らは違う。
    不思議なお話だったけど、すごく良かったー。
    読み終わった今日は雨が降ってて なんだか物語に引き込ま

    0
    2022年02月04日

    Posted by ブクログ

    この人は現実のなかにファンタジーを何気なく入り込ませるのがうまい。「鯨の降る森」もそうだったが、「創作する」ということに非常にこだわっている。ところどころ、ちょっとファンタスティックに過ぎるところもあったが、それもまた良し。

    0
    2018年10月15日

    Posted by ブクログ

    大きな人間の話。
    大きすぎて時にみんなから怖がられたりする。
    でもおかまいなしにどんどん大きくなっていく。
    けっこう切ない話。

    0
    2009年10月04日

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