ぼくの短歌ノート

ぼくの短歌ノート

682円 (税込)

3pt

4.1

人気歌人にして名エッセイストの著者が、近現代の短歌の中からテーマ別に選んだ名作・傑作短歌の数々。「コップとパックの歌」、「ゼムクリップの歌」、「賞味期限の歌」、「身も蓋もない歌」、「落ちているものの歌」、「間違いのある歌」、「ハイテンションな歌」「殺意の歌」……などなど著者ならではの鮮やかな視点と鋭い言語感覚で、一つの短歌から新たな世界を発見する、魅力に満ちた短歌案内エッセイ。

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ぼくの短歌ノート のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年02月14日

    この本は以前地元の文芸の講座に穂村弘さんをお迎えしたときに、予習として単行本を買って読もうとしたのですが、その時はおそらく通読できなかった本です。
    初版の2015年発行のものを買っているので9年程前になるかもしれません。

    今、少し短歌を勉強して、やっと最後まで読めたという感じです。

    『群像』誌上...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年09月25日

    「高齢者を詠った歌」「間違いのある歌」など、近現代の名歌から新聞歌壇の投稿歌までテーマごとに、穂村弘が気になった短歌を集めて解説している。

    「間違いのある歌 その2」
    “誤植あり。中野駅徒歩十二年。それでいいかもしれないけれど   大松達知”

    この短歌に関して著者は、こう述べる。
    “人生の殆どが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月17日

    ⚫︎感想
    短歌は全くわからないので、鑑賞の説明を読んだり、改悪例と比べたりしながら「なるほど」と思いながら読み進められた。また短歌集や詩集を読んでみて、好きな作家をみつけられたらいいなと思った。いくつか気になる短歌をメモに残しておく。

    ⚫︎あらすじ(本概要より転載)
    「髪の毛がいっぽん口に飛び込ん...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年02月08日

    タイトルのゆるさや短歌へのイメージと反して引用歌の技巧や選ばれた単語の必然性を細かに解説されている内容に驚いた。詩や短歌は感性の世界だと思っていたが、その感性が言語化されているのがとても新鮮で興味深かった。

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    Posted by ブクログ 2022年04月24日

    いろいろな短歌に対して穂村さんがコメントしている。暗示しているものの解釈などがおもしろい。そんな解釈ができるんだなあと(逆にそんな表現ができるんだなあと)短歌をより好きになった。

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    Posted by ブクログ 2020年10月26日

    短歌についての本初めてよみました。
    今まで短歌は国語の授業しか知らなかったけど面白いもんなんだなぁと。
    無知でも短歌を理解するのに良い本ですね。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2018年09月28日

    雑誌「群像」で読んでいたが、連続して読むとまた味わい深い。

    銀杏が傘にぼとぼと降つてきて夜道なり夜道なりどこまでも夜道

    五月来る硝子のかなた森閑と嬰児みなころされたるみどり

    にぎやかに釜飯の鶏ゑゑゑゑゑゑゑゑゑひどい戦争だった

    硝子戸に鍵かけてゐるふとむなし月の夜の硝子に鍵かけること

    『潮...続きを読む

    0

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