リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ

リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ

1,100円 (税込)

5pt

中二の九月に、マレーシアからの帰国子女になった沙弥は、日本の中学に順応しようと四苦八苦。ある日、沙弥は延滞本の督促をしてまわる三年の「督促女王」に呼び出されて「今からギンコウついてきて」と言われ、まさか銀行強盗?と沙弥は驚くがそれは短歌の吟行のことだった。短歌など詠んだことのない沙弥は戸惑う。しかし、でたらめにマレーシア語を織り交ぜた短歌を詠んでみると……。2017年講談社児童文学新人賞受賞作!

...続きを読む

リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    タイトルの意味がわかった瞬間、魔法がかかっていました。
    2年半のマレーシア滞在から帰ってきた沙弥は、「帰国子女」としてクラスで浮くことを恐れていた。
    みんなと違うこと。中学生にとっての大問題を真っ直ぐに楽しく描く。

    0
    2023年09月06日

    Posted by ブクログ

    2018年度の中学入試の国語で多く出題された物語のうち、某塾の先生が最もおすすめする本として挙げていた本。
    中学生が主人公のお話なので、おっさんが読んでも爽やかだったーって感じなんですが、こどもにも読ませたいですね。
    父親の仕事の都合で一年半マレーシア生活し、中2の9月という中途半端な時期に帰国子女

    0
    2019年03月06日

    Posted by ブクログ

    マレーシアからの帰国子女のサヤが、図書委員の先輩に半ば強引に誘われて短歌の世界へ…
    私はこんな爽やかな中学生ではなかったけれど、というか、なかったから?主人公が少し羨ましくなった。
    帰国子女や国際結婚、異なる宗教などは私がリアル中学生だった30年前には書かれなかった世界だと思う。
    とてもすっきりする

    0
    2018年11月05日

    Posted by ブクログ

    爽やかで甘酸っぱくて切なくて。周りに合わせなきゃいけないプレッシャーのなかでもがくサヤと、学校以外に世界を持つ佐藤先輩の吟行の行方。意外に響きが可愛いマレーシア語を織り交ぜた短歌の世界。自分は自分のままでいいんだよ、とメッセージをくれる児童書。読後感も爽やかでかなり久々の読書のいいリハビリになりまし

    0
    2023年10月17日

    Posted by ブクログ

    小学高学年、中学生におすすめ。
    人は見かけじゃない、いろんな事に興味を持って、など長くもくどくもない読みやすい文章で、さらりと読める。
    この作者さんいいな。

    0
    2023年10月05日

    Posted by ブクログ

    特に期待せずに読んでみたのだが、なかなか面白かった。講談社児童文学新人賞を受賞だけに中学生、小学生高学年あたりがおすすめか。
    短歌とマレーシアやイスラム教との絡み方が非常におもしろい。多様性が大きく叫ばれている今の時代ならではの小説だと思った。

    0
    2023年08月12日

    Posted by ブクログ

    みんなと同じじゃないと...と思い込んでいる子どもたちに読んでもらいたい。
    短歌の魅力が伝わってくる。
    マレー語?の響きがおもしろい。
    恋心を絡めているところも中学生には身近に感じるだろう。

    0
    2023年01月24日

    Posted by ブクログ

    題名からはどんな物語なのか想像できずでしたが、私は「リマ・トゥジュ」の言葉の意味をずっと覚えているかと思います。

    女の子たちが日常で作る短歌には、微妙なお年頃の心情がギュッと詰め込まれていたので、ストーリー自体もすべての短歌も読んでいて面白いです。

    短歌にはちょっとした謎解き要素も隠れていて主人

    0
    2022年01月19日

    Posted by ブクログ

    異文化と年頃にありがちな面倒くささと。制約あるがゆえの自由さをもった短歌がいろいろな壁を乗り越える。言葉にすべて変えられない年齢ゆえのもやもや感の尊さよ。

    0
    2020年09月13日

    Posted by ブクログ

    マレーシア語を混ぜて詠まれる
    短歌がものすごくよかった。

    テストにたくさん使われた文章だそうです。
    小中学生におすすめしたい、
    さわやかなお話でした。
    もっともっと、日本でもいろんな文化と生き方に
    寛容になっていけるといいよね。

    0
    2020年08月08日

リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

児童図書 の最新刊

無料で読める 児童書

児童書 ランキング

こまつあやこ のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す