日本の国難 2020年からの賃金・雇用・企業

日本の国難 2020年からの賃金・雇用・企業

825円 (税込)

4pt

本書は、2020年の東京オリンピック以降の日本経済や国民生活がどうなっているのかについて、日本の企業や雇用、賃金にスポットをあてながら、冷静に述べたものです。2020年前後から世界経済の大きな流れが変わるなか、少子高齢化が世界でいち早く進む日本は、ITやAIといった技術革新によって本当に国民生活を豊かにできるのか――。経済の常識がはらんだ根本的な誤りも含めて説明していきたいと思います。

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日本の国難 2020年からの賃金・雇用・企業 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年11月30日


    日本企業、ひいては日本全体がここまで凋落したメカニズムを、特に雇用•賃金の面から論じており、今後の地方財政への話とスムーズに繋がっている内容でした。

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    Posted by ブクログ 2018年11月10日

    世界を視野に経済を説明する、グローバル時代のエコノミスト ようやく巡り会えた
    異常な金融緩和が世界経済を好況にしているが、積み上がる債務は持続可能ではない現実
    世界経済は、米国の消費拡大、それはローン急増による クルマ・クレジット・学生
    中国の対米輸出拡大 世界からの輸入拡大 日本もこの恩恵
    米国経...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月13日

     特に印象に残ったのは、将来的にはAI+ロボット化の進展により、医者さえも淘汰の対象になるという点。第四次産業革命がそれ以前の技術革命とは異なり、労働者を必要としないという事は、ほかの文献でも見聞きしていた。しかし、医者まで淘汰されるとは、盲点だった。
     人が人(生身の労働者)を必要としない、そんな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月02日

    2018年刊行の、経済評論家による近未来予想図。

    人口減、少子化、見せかけの経済成長、その裏での債務財政悪化、技術革新と社会の変容(脱炭素と車、AI) 等々、正直日本に明るい未来はあんまり見えない…

    けど日本に限った話でもなく、欧米もアジアも発展途上国もどれも明るい未来があるとも思えない。グロー...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年05月26日

    文字通り、日本の今後を見据えた一冊。

    冷静に現状分析をし、基本的には悲観的ながらも、その中で解決策を見出す姿勢は勉強になった。

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    Posted by ブクログ 2018年10月01日

    世界と日本のここ20年ぐらいの経済分析、これからやってくる数年~十年ぐらいの経済状況と、数十年にわたっての日本の未来の予測、その対策について冷静に述べられています。特に、雇用や所得に対してAIとITの組合せがもたらしてきた、そして今後もたらすだろう影響について警鐘が鳴らされています。これからはAIや...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年08月11日

    自分が抱いていた疑問にマッチしていた。 お金をジャブジャブにしたらお金の価値は下がるだけで、株価が上がっても儲けるのは資産家だけ。トリクルダウンなんて起きないことはもう明らか。なのにまだリフレをやってるなんて理解不能。 社会的にも格差が広がって不寛容社会、〇〇ファースト、になってきたのではないか。 ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年02月26日

    AI同士が会話して、工場を運営するようになる。
    航空機エンジンや医療機器にAIを搭載する。
    インダストリー4.0=AIによる工場自動化で、製造業の労働者が不要になる。
    銀行生保損保もAIで人員削減可能。
    流通、小売の無人化。
    弁護士公認会計士などの専門職、医師も代替できる。
    手術ロボット「ダヴィンチ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年01月13日

    2020-6 金融緩和で経済成長するにはいろんな条件があり、今は投資する先が見当たらず不動産やリスクマネーがバブルになっている、というのはよくわかる話。AI、IT の活用が非労働集約のデジタル企業に利する一方、雇用を産み出さず、格差を拡大させている。かといって労働集約型産業に戻る選択肢はないわけで特...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年08月28日

    金融緩和、債務問題、労働数と上場企業株価は比例しない、といった現在の世界経済を整理するのには良かった。
    結局、技術革命により労働集約型ビジネスに株式市場は興味がなく、少数の人数で利益をつくる企業に魅力を感じる。Nが利くビジネス。
    結果、特定の人が儲かるシステムなのだと改めて感じる。
    一方で、人口増加...続きを読む

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