ブルーとオレンジ

ブルーとオレンジ

1,155円 (税込)

5pt

3.8

小五の"ぼく"はクラス内の上下関係を敏感に感じつつ、平穏にやりすごすことのみ心がけて日々嘲りのようないじめに耐えていた。ある日、サッカーの試合中に監督が言った、自分の武器という言葉が頭に残り、"ぼく"は見事にカースト下克上に成功するが……。一方、同じクラスの"うち"は女子の力関係の中を無難に過ごしていたが、ある女の子へのいじめを見過ごせず、やはり同じ監督の言葉を聞き、自分にできることは何か考える。

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ブルーとオレンジ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    言い返したいことを我慢し
    へらへらしていじめられていたブルー

    本当はダメだと分かっていたのに
    言いたいことを我慢して
    いじめに加担していたオレンジ

    それぞれの視点から物語は書かれている 
    実際いじめが起きるのも本当に些細なことや理由がないことなのかもしれない

    0
    2023年09月12日

    Posted by ブクログ

    いじめを扱った本作。同じクラスのブルーくんとオレンジさん、それぞれの視点でお話しが進んでいきます。自分のできることから始める2人の姿に、小5のリアルな現実を想像させられるのでした。

    0
    2021年07月13日

    Posted by ブクログ

    2人以上の視点から読むのはとても楽しかった。
    わがままを言えば、伊藤くんとかの視点も欲しかった。
    それに、糸川くんとか、久保田先生みたいな少し面白いキャラも居て、とても楽しまされた。
    とても良い本だと思った。

    0
    2020年03月08日

    Posted by ブクログ

    「ふたり」を読んで福田さんの本をもう少し読みたいと思ったんだけど、なかなかよかった。すっきり解決しないところがいいよね。実際はこんなとこ、それでもちょっとの勇気がちょっとのいい方向に向かう、いい話だった。

    0
    2015年09月09日

    Posted by ブクログ

    この手のいじめ作品は苦手。読んでいて息苦しくて楽しくない。でも、いじめの実態を見るようで勉強になる。
    私は伊藤くんの立ち位置だったな。あんな人気者ではなかったけど。後ろを振り向きもせず一番前を歩いていたから。後ろで笑われてても気付かないで。
    子供達だけでなく大人も読んだ方がいい作品だと思う。

    0
    2014年08月25日

    Posted by ブクログ

    いじめダメ絶対。

    いじめられているブルーといじめを傍観しているオレンジ。
    2人はそれぞれの立場、それぞれのやり方で、いじめと立ち向かおうとする。

    冒頭ブルーの考え方にイライラしてしまいましたが、LINEを使って行われるいじめなど、なかなか昨今の時勢を反映している部分もあり、読み応えがありました。

    0
    2014年08月03日

    Posted by ブクログ

    目立たないよう用心する男子ブルーと、このままではいけないと悩む女子オレンジの目から語られる5年1組の姿。

    男子と女子のいじめの違い。
    ブルーの聡明さとオレンジの溌剌さが心地よい。

    0
    2014年07月31日

    Posted by ブクログ

    表紙にくぎづけ。ブルーとオレンジってタイトルで、全身ブルーの少年とオレンジの少女が並んで立っている。ちょっと、顔が怖い・・・

    物語はブルー編とオレンジ編に分かれている。

    ブルーはおとなしくて気が弱い。クラスでは目立たないようしてきたけど、5年になって4月の始業式の日、新しい教室にはいった瞬間にも

    0
    2015年11月27日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いじめを描く小説。登場人物は小5で、読み手もその辺を想定していると思う。子どもの読者にとっては、読みやすい上、とてもリアルで、ちゃんと解決して後味も良いので、おすすめ。
    LINEがあったり、女の子か自分のことを「うち」と言ったりするあたりがイマドキ(と思うが2020年の小学生がそう言っているか確信は

    0
    2020年08月06日

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