遺稿集

遺稿集

764円 (税込)

3pt

4.3

僕はささやきながら彼女の手を強く握りしめた。それから2人はずっと手を離すことはなかった――この一文で絶筆し、42歳の生涯を閉じた「カモちゃん」こと鴨志田穣。彼がアルコール依存症の治療前~がん闘病中に書いた未刊行原稿のすべて。小説「焼き鳥屋修業」はベッドから1枚1枚編集者に原稿用紙を手渡した。

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遺稿集 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    何回も読みました。

    文章はとても丁寧で美しく、著者が思い描いている景色を寸分たがわぬ感じで思い描けるほどです。

    そこに描かれているのは「生」であり、「感情」であり、現実です。

    人間として生きていることを感じる1冊でした。

    0
    2011年05月17日

    Posted by ブクログ

    鴨ちゃんの本の知識がないとよくわからないと思う。戦場での話とか全然ないし。僕は人生の中での時期の重みについて考えさせられた。

    0
    2010年12月29日

    Posted by ブクログ

    ある戦場カメラマンの自叙伝なのかな。どうしようもなくアル中な人で、奥さんや友達、仕事仲間に迷惑かけて、でも周りはやさしくて、本人もそれは知ってるけどどうしようもなくて。泣ける。

    0
    2021年08月28日

    Posted by ブクログ

    アル中であることは「酔いがさめたら~」を読んで知ったいたのですけれども、死亡に至るまでの過程がこの本には書かれている気がして…泣けました…僕は本を読んで泣いたことは一度くらいしかありませんけれども。そして、この本を読んで泣いたっていうのははっきし言って嘘なのですけれども、心情的には泣けた、そういうこ

    0
    2013年09月16日

    Posted by ブクログ

    『酔いがさめたら、うちに帰ろう』に続いて読みました。

    つらくてどうしようもなくて飲んでしまって、
    それが人を傷つけてまたつらくて…。
    軽めの文章が、「依存症」「闘病」の
    主に精神的なきつさをよりどっしりと感じさせます。

    「焼き鳥屋修行」、最後まで読みたかったなぁ。

    0
    2010年12月27日

    Posted by ブクログ

    もっといろいろな所に行って、たくさんの文章を書いてほしかったな。アジアのレポートをもっと読みたかった。

    0
    2011年07月18日

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