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「鬼を見失ったまち」の解説が書かれた路地の看板、山頭火が来た町屋、著名な画家たちが居を構えた高畑、明治時代の名建築の保存をめぐる話など、地元紙記者出身のフリージャーナリストである著者が、奈良のまちを歩き、人に出会い、資料を探して知った、寺社・仏像だけではない深い魅力を語るこだわりの紀行エッセイ。昭和の生活感を残す「きたまち」や古い町屋が並ぶ「ならまち」を今までにない視点で歩いてみよう。
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Posted by ブクログ
久しぶりに奈良の本を読む。奈良新聞記者だった筆者が足であつめた出会いの地にもう一度出掛けて取材し、書き下ろしたという。「きたまち」など歩いたこともないけど、魅力的な店主との出会いを求めて足を運んでみたくなる。 近鉄奈良の北側を「きたまち」とよぶとすると「器人器人」は転害門の西側にあるから、かなり離れ...続きを読むている。『詳細地図で歩きたい町奈良大和路』(JTBパブリッシング)を見ても対象は近鉄奈良の北口一角にすぎない。 こうなると副題の「誰も知らない深いまち」は効いてくる。まち歩きの楽しみのため良い本です。 話は奈良市内と大和郡山市なので、歩くにはちょうどいい。
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奈良の平日 誰も知らない深いまち
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浅野詠子
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