新しい中世 相互依存の世界システム

新しい中世 相互依存の世界システム

1,210円 (税込)

6pt

4.0

冷戦構造の終焉、アメリカ覇権の衰退、経済相互依存の進展--。激変する情勢のただなかにある現代、我々はどこへ向かうのか。国境が薄れた「新中世圏」、なお国民国家たらんとする「近代圏」、秩序が崩壊した「混沌圏」に国々を分類、移行期にある世界を独自の視点で鋭く分析する、刺激的な論考。ヨーロッパ中世になぞらえた「新しい中世」の概念を駆って、ポスト近代の世界システムの構想に理論と実証で迫る。

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新しい中世 相互依存の世界システム のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年01月07日

    マルクス・レーニン主義はロシア革命と同様の革命を世界に拡大し、すべての国家を打倒することを最終目標とした。自由主義側にとっての潜在的脅威となり、互いに対する猜疑心によって冷戦構造が形成された。
    冷戦の終焉により世界は米ソ二極構造から多極構造へ変化した。二極と多極とどちらが安定するかは諸説ある。
    現代...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年01月28日

    世界システム論というのは大仰でやや胡散臭い。
    しかし、その印象を超えて説得力のある論を展開してくれた。

    何より本書の初出は1996年で20年も前であるにも関わらず
    今もその射程が先を照らしているというのが力強い。

    ここで想定されている「新しい中世」の特性は一言で言えば
    多様なアクターによる相互依...続きを読む

    0

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