アーレント 最後の言葉

アーレント 最後の言葉

1,815円 (税込)

9pt

4.0

1975年12月4日にニューヨークの自宅で急逝したハンナ・アーレント。その机の上に置かれたタイプライターには数行が印字された1枚の紙が残されていた。ライフワークとなる三部作『精神の生活』の掉尾を飾るはずだった本のタイトルに続いて二つの銘が引用されて途絶えたアーレント最後の言葉は何を意味しているのか? わずかな手がかりを頼りに挑む探索の旅は、アーレントの出自と絡み合いながら、謎の真相に迫っていく。

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アーレント 最後の言葉 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2017年11月30日

    アーレントは、最後の著作「精神の生活」の3部作の3作目となるはずだった「判断」のタイトルと銘をタイプで打ったところで、心臓発作で他界する。

    その2つの銘について、アーレントの他の著作での引用のされ方を検討することを通じて、「判断」がどういう本になろうとしていたかをかなり突っ込んだ文献の精読を通じて...続きを読む

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