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なぜ今、アダム・スミスなのか――。自由競争の理念を掲げて豊かさを追求する社会を論じる『国富論』と、他者への「共感」が社会形成にもたらす作用を説く『道徳感情論』。彼が残した二冊の主著を一貫した思想としてとらえ、両書の流れと呼応を俯瞰することで見えてくる、その思想の全体像。原典の新たな読み直しによって、誤解されてきた「近代経済学の父」の真の姿を明らかにし、閉塞する現代社会を超克する指針をしめす!
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Posted by ブクログ 2017年11月26日
『諸国民の富』と『道徳感情論』の丁寧な解説。原点からの引用が多く、原著に忠実。 それにしても、アダム・スミスはどうして誤解されるのだろう。
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