非・バランス

非・バランス

616円 (税込)

3pt

1つ、クールに生きていく。2つ、友だちはつくらない。そう心に決めていた中学生の私の前に、不思議な一人の女性があらわれた。彼女こそ、理想の大人だと思う私の毎日は少しずつ変わっていくが……。少女と大人――傷つきやすい2つのハートが出会った、ある夏の物語。第36回講談社児童文学新人賞受賞。

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非・バランス のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    非・バランス 読了

    一気に読み終わりました。この作者の本は思春期の子どもを持つ私には興味深い。また購入する予定です。

    0
    2017年05月20日

    Posted by ブクログ

    小学生のときにいじめを受けた少女は、中学に入ると誰とも話をせず、友達を作らず過ごす。そして夢にうなされ、万引きをしたり無言電話で仕返しをすることで心のバランスをとっていた。
    ある日うわさの緑のおばさんを見かけ「助けて」と声をかけてしまう。その見間違えだった洋服を作るサラさんに話をすることで少しずつ変

    0
    2009年12月26日

    Posted by ブクログ

    誰でも心を塞がないといられない時がある。どうやってやり過ごすのか。後から思えばとても人に言えない方法で心をエスケープさせたことの一つや二つ誰にでもあるだろう。
    忘れていたが忘れてはいけない。自分もそうだったと時々思い出せれば人に優しくなれる。
    子どもの頃のことをおとなは忘れすぎだ。

    0
    2023年02月26日

    Posted by ブクログ

    魚住直子さんの作品は3冊目。やはり魚住さんの文章は読みやすい。物語の設定や展開も好きだ。

    中学二年生の「私」が、いじめられないよう「クールに生きる」「友達は作らない」というモットーで過ごしていたことにも自然に共感できた。また、主人公が偶然出会った「サラさん」も悩みを抱えており、主人公の思うような完

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    2020年08月06日

    Posted by ブクログ

    13歳息子の面白かったよという感想に釣られて読書しました。
    周りの人はみんな幸せそうに見えて、一見何の問題もなく過ごしているように見えるけど。
    誰しも心がゆらゆらと不安定な時もあり、内には色んな思いを秘めて生きているのかもしれない。
    不安な思いを感じるのも自分。変えるのも自分。
    一歩踏み出す、その場

    0
    2020年02月24日

    Posted by ブクログ

    ふとした切っ掛けで小学生の頃いじめられていた私は、中学に入った時に「クールに生きていく」、「友だちはつくらない」と決めた。ある夜出会った不思議な女性に、何故か私は「タスケテ」と口にしていた。

    小学校卒業のタイミングで引っ越しで隣の学区に移り、知る人のいない中学校で新たな自分になり仕切り直しをしよう

    0
    2020年01月21日

    Posted by ブクログ

    【本の内容】
    1つ、クールに生きていく。

    2つ、友だちはつくらない。

    そう心に決めていた中学生の私の前に、不思議な一人の女性があらわれた。

    彼女こそ、理想の大人だと思う私の毎日は少しずつ変わっていくが…。

    少女と大人―傷つきやすい2つのハートが出会った、ある夏の物語。

    第36回講談社児童文

    0
    2014年08月28日

    Posted by ブクログ

    小学校時代のいじめを機に、中学では「1つ、クールに生きていく。2つ、友だちはつくらない。」というルールのもとで生きていこうとする女の子のはなし。
    「私には友達がいないのじゃない、自分から友達を作らないことを選んだということ。」という文章は、じぶんにも思い当たる節があって、なんかちょっと懐かしさがこみ

    0
    2013年06月21日

    Posted by ブクログ

    第36回講談社児童文学新人賞受賞作

    1つ、クールに生きていく。
    2つ、友だちはつくらない。
    12歳っていう微妙な時期をうまく描けていてすごくおもしろかった。

    0
    2011年11月04日

    Posted by ブクログ

     タイトルの絶妙さに悶絶。児童文学って括りになってるかもしれないけど、実はとっても大人向けの小説。ラストはすごくズルいと思うけど、でも、好きだなあ、この終わり方。

     あっ、あとがきも良い。作家はあつかましいって、きっとそうだよね。

    0
    2009年10月04日

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