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Posted by ブクログ 2021年09月06日
つれづれなるままに…が有名ですが、この本の奥深さは読む前まで見誤っていた気がします。
兼好法師の人生観だけでなく、美学、ありがたい話、質素な生活のしかた、そして死生観まで、今をどう生きるかを短い言葉でひたすら語りかけるところが、とてもよい。
また、現代仮名遣いが原文の下にあることで、対訳を捉えや...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年12月23日
タイトル通りすらすらと読みやすいように纏められています。
徒然草の全てが記されているのではなく、約4分の1が記してあります。
原文と日本語訳が上下に載っているので非常に読みやすいですし、テーマ別に分けられているのもわかりやすさの助けになっています。
今という一瞬・生と死というのが全体に流れるテーマ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月06日
中学か高校以来の古典。純粋に国語の勉強としてではなく、文学を楽しむ気持ちで読めた気がする。
しかし昔の記憶でも覚えてるところは覚えているなあ
雪のおもしろう降りたりし朝
ちゃんと今をしっかり生きろよって伝わってくるし、現代の自己啓発本なんかに書かれていることは大抵昔から変わらない大事な心がけなんだ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月23日
「つれづれ」という言葉の持つ響きとLet lt be的な意味合いの合致を全国民に決定づけさせた作品で、のわりには中身は知らない、ということで方丈記に引き続きこちらで。短く一文に悟りを込めることのありがたさに満ちていて、しかも本編は何ら順番を気にせずに書いていたというのもいい。それこそつれづれなるまま...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月16日
兼好は「残酷にも老いと死は待ってはくれないし、突然に死がやってくることもある。だから、他のすべてをかなぐり捨ててでも、今すぐに、自分が成し遂げたいと思うことだけに集中すべきである」と語る。600年以上前の人の言葉が自分の心に響くというのは、すごいことだ。時というフィルターをかいくぐってきた古典パワー...続きを読む
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