議論のウソ

議論のウソ

825円 (税込)

4pt

「わかる」ことより、「わからない」ことを自覚していることの方が、はるかに重要である。何事にもスピードが要求されてきたこれまでの社会では、すぐに正解を求める。しかし世の中のことは、そう簡単に白黒つけられない。それを無理につけようとすると、どうしても、ありきたりの決まった答えに収まりがちになる。――<本書より>

...続きを読む

議論のウソ のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    表題と内容はやや異なる感じがあるが、とても面白い本。著者の主張としては、「自分でものを考えよ。」の一言に尽きると思う。この著者が展開する議論に疑問を持つところも少なくは無いが、とても面白い本。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    「あるある」事件後の今まさにタイムリーな本。
    この本に書かれているような、「周りに流されずに本質を見抜く」ことをみんな実践できたらどんなにすばらしいことか。
    ただ、それを常に続けることは大変だし疲れる。だからワイドショーやみのもんたのように、物事を断定してくれるものが必要とされるのかも。
    でも現実に...続きを読む

    0
    購入済み

    議論のウソ

    2020年03月21日

    世の中に流れている情報は、誘導されてウソになっているものもあるが、実は深く紐解いてみると、ウソとは完全に決められないものがあったりもする、だから、自分の見方を鍛えましょう、ということ。

    分かりやすさが求められる風潮に一言物申す、という感じが良かった。

    0

    Posted by ブクログ 2016年06月24日

    色んな騙し方を検証してあって、日常の中でのニュースの読み方とか、参考に出来るってかしなきゃならないことも多い。逆に上手く使いこなせば、自分のプレゼンテーションを高める武器にもなりそうだけど、そういうことではなくて。でもこの方法論が自分のモノになれば、逆に騙されることも少なくなるんじゃないか、と。騙す...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年02月06日

    とくに真新しいことは無いような気もするが、時折こうしたものを読んで、議論、統計、報道に関する発信者の意図を推察して考えることの重要さを確認するのは大事かと。

    0

    Posted by ブクログ 2013年02月03日

    これはかなりくどいですぞ。
    読書注意。
    ですが、今の時代に求められているのは
    こういう情報にふらふらと惑わされない
    一つ下がったものの見方なんだと思います。

    特にメディアの情報にかじりつきがちになる
    私たちにとっての一種の警告と言える本でしょう。
    ある本に関しての理論的な批判は
    その最たる例。
    (...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年11月20日

    [ 内容 ]
    ベストセラー『大学生のためのレポート・論文術』で論理の組み立て方をわかりやすく解説した著者が「情報に騙されない」方法を平易に懇切に論じる。

    [ 目次 ]
    第1章 統計のウソ―ある朝の少年非行のニュース評論から(統計の魔力を読み解く 少年非行の実態を読む ほか)
    第2章 権威のウソ―『...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年09月09日

    恣意的な統計の利用(新聞記事)、権威を纏った虚偽(ゲーム脳)、状況変化の無視(総務省調査)、ムードに流された感情論(ゆとり教育批判)の4パターンを紹介。結局、簡単に白黒付けたがる自分にこそ要注意。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    少年犯罪の凶悪化,携帯電波の医療機器への影響などを通じて,「なんとなくそうらしい」という風潮になっている主張・社会通念について,検証する視点を提供する本。各論から総論へ流れる話の展開や,オチの付け方など,構成力も素晴らしい。
    ただ,検証過程をじっくり読むと疲れる。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    「下流社会」の統計を疑って読めるようになると思います。文春新書の「統計のウソ リサーチリテラシーのすすめ」も同系列でいい本だと思います。

    0

議論のウソ の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社現代新書 の最新刊

無料で読める 社会・政治

社会・政治 ランキング

小笠原喜康 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す