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孤児院育ちの美女から生家を探してほしいとの依頼を受けた弁護士・川路。唯一の手がかりは、20年前の殺人と蘇るミイラについて書かれた異様な日記のみ。友人・那珂の助けを借りてついに家を突き止めるが、そこは江戸時代から存続するいわく付きの武家屋敷だった。そして新たな殺人が……。謎とトリック2倍増しミステリ!
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Posted by ブクログ
どんでん返しに次ぐどんでん返し、そして不可能犯罪に次ぐ不可能犯罪といった、本格ミスチリーの魅力が盛り沢山で面白かった。個人的には島田荘司御大の後継者、というイメージが湧いた。最後の探偵の依頼人への気遣いも良い余韻だった。
てんこ盛りすぎて何度も日記と本編とを行ったり来たりしました。 家をつきとめる推理はなるほど~と感心しました 怖すぎる内容とトリックで面白かったです 江戸時代の話も怖かった 那珂さんの太宰府の母のはなしは??でした。
なるほど、詰め込みすぎって、このことかー!! 冒頭の日記が早々と解決したと思ったら、ひっくり返るし めでたしめでたしって思ったら、差し込んでくるし いろいろ細かいなぞなぞ散りばめるし 中盤ちょっと中だるみしたけど、久しぶりに分厚いやつ一気読みしてしまった 満足満足、おなかいっぱい。 次は短編読...続きを読むもー
壮大なミステリーだった❗ちょっとページ数がって躊躇してる人大丈夫ですよ。スラスラいけてこれは面白い。
てっきり館物かと思いきや、、、。 ジャンル的には作中作がキーになる作品。島田荘司の『ネジ式ザゼツキー』、三津田信三の『山魔の如き嗤うもの』の構成に似ている。 面白かったが、動機がちょっとなぁ〜。
謎とガジェットてんこ盛り。やり過ぎ、詰め込み過ぎと言われるのも頷ける。かと言って、ごちゃごちゃした感じにもならず、どんでん返しもしっかり効いている。
やりすぎミステリに相応しい内容。 死体消失、入れ替わり、地下室の消失、死体移動、蘇り、とこれでもかとばかりに色々と出てくる。最後にはキッチリとオチがつきドンデン返しも有り満足。
冒頭読み始めた段階から「あ、これ私の好きな奴だ」と確信させる、ワクワクの読書でした。文庫化にあたって大幅加筆修正されたらしく(ノベルズ版未読でして…)そちらとの比較はできませんが、文庫版単品で読む限り、文章、描写等々ストレスに感じるところはどこもなく、すらすら読めました。 最初に提示された謎が、か...続きを読むなり早いうちに解決しちゃう展開に「おおおお、このあと(残りページこんなにあるのに)どうなっちゃうの」と思わせておいて、まだまだ襲い来るネタと展開の数々。面白かったです。
トリックも謎もほんとにてんこ盛りで、クライマックスでは底が何度も抜ける。この展開だと、読後感は悪くなりがちだが、そうならないことも評価したい。
ありえない現象を可能にした「とんでもトリック」満載の“やりミス”(やりすぎミステリ)は本作も通常運転。早々に推理は挫折、もうそのとんでもなさを楽しんでやろうへシフトチェンジwあまりに手が込みすぎてて種が明かされてもスッキリ感は薄いwでもなんだかんだで結局、横溝テイストあふれる小島作品の雰囲気が好きな...続きを読むんだな~。 全てが判明してから瑞希さんの依頼動機を聞く場面を再度読み返すと、思わずグッとこみ上げる。もう一人の隠れた主人公のせつない胸中に思いを馳せてしまった。
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武家屋敷の殺人
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小島正樹
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