夢の新エネルギー「人工光合成」とは何か 世界をリードする日本の科学技術

夢の新エネルギー「人工光合成」とは何か 世界をリードする日本の科学技術

990円 (税込)

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3.9

「人工光合成」は太陽ネルギーと水を原料にして、水素などの高エネルギー物質を創り出す技術です。温暖化の原因とさえる二酸化炭素を抑え、再利用することで、環境にもやさしいエネルギーです。日本人が発明したこの技術こそ、地球のエネルギー問題を救えると世界中から注目されています。2050年の実用化をめざすプロジェクトの全容をわかりやすく解説します。

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夢の新エネルギー「人工光合成」とは何か 世界をリードする日本の科学技術 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2016年08月31日

    興味のある話題だったので応募の上、献本でいただきました
    ブルーバックスを読むのは学生時代以来
    やはり、興味に引っぱられ割りとすんなり読むことができました

    カーボンニュートラルを経てカーボンマイナス社会を目指す、現在最も熱い分野でしょう
    素人にも理解しやすく書かれていますが、数式がダメな人は読みづら...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年02月06日

    人口光合成という言葉は知っていてが単純に植物のプロセスを人工的に行うものだと思っていたが違っていた。

    生物学からからのアプローチの他にも色素分子触媒、金属錯体触媒や半導体光触媒と言ったアプローチが研究されていることをしれた。また、それぞれのメカニズムや課題など説明されていて概念は分かりやすかった。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年03月22日

    光触媒を用いた人工光合成は太陽エネルギーと水から取出した水素と工場等からの副産物である二酸化炭素を原料とし、最終的にプラスチック原料を造り出すという壮大なストーリーに感動した。植物の光合成における明反応と暗反応の仕組みと類似しており興味深い。

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    Posted by ブクログ 2016年10月21日

    実用化に成功すれば、半永久的にクリーンエネルギーが得られる夢の技術である「人工光合成」につき、その理論と実現に向けた現在の状況等をわかりやすく記した本。
    とはいっても、バリバリ文系の私にはまだまだ難しく感じた。
    現時点では日本がかろうじて実用化の実現に先んじているようだが、一日も早く実用化レベルにこ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年10月09日

    (多分高校の授業でやったはずの)酸化と還元の定義から始まり、自然の植物が行なっている光合成の仕組みから、人工光合成の起点となる光触媒の理論まで、端折ることなく丁寧に解説されている。

    面白いのは人工光合成で得られる、燃焼させても水しか発生させない理想のエネルギー源であるはずの水素が、単純に化石燃料...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年02月17日

    本来、ブルーバックスは、学者や学生だけでなく、産業人、セールスマン、家庭の主婦まで読めるように作られている(はず。巻末の「発刊のことば」によれば)。

    もっとも本書のように、化学反応式が多用されているようなものは、自分も含む、いわゆる”文系”の読者にとっては「難読本」の一種だろう。

    一個一個ググり...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年08月29日

    人口とはartificial、とMan-Madeの二つの意味。自然界にあるものを人工化する、自然界にないものを作る人工物、の違い。
    水と二酸化炭素に太陽光エネルギーを加えて、炭水化物と酸をを作る。
    炭水化物を燃やして(酸素と結合)、エネルギーを取り出し水と二酸化炭素を作る。
    樹木の生長期間程度の時間...続きを読む

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