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Posted by ブクログ 2009年11月30日
ナポレオン戦争の頃から近代のイラク・テロ戦争までの戦争の移り変わりを解説。
地政学に基づき大戦略がかわり、同盟国・敵国がかわり
技術的進歩に伴って戦い方が変わっていく。
戦争そのものの意味すらも戦争のたびに変わってきていることがわかる。
時代にそって戦争学的視点を養った後、
最終章では日本を取り...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月18日
戦争という行為、それに至るまでのプロセス、そしてその後のプロセスを論ずる「戦争学」の入門書と言える一冊。基礎とも言うべき「地政学」の解説から始まり、事例として取り上げた戦争はナポレオン戦争からイラク戦争までと幅広い。
著者によれば、欧米の大学には戦争学あるいは軍事学の講座があり、これを持たない日本と...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年01月29日
6年ほど前に読んだ本だが、集団的自衛権の行使容認やイスラム国の台頭など、新しい情勢を踏まえて再読。
はじめに、「戦争学」の基礎として地政学を位置づけた上で、マッキンダー、マハン、スパイクマン、ハウスホーファーなど歴史を動かしてきた代表的地政学者を取り上げ、「ランドパワーとシーパワー」「ハートランド...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年11月13日
地政学とはなんであるかということから始まり、近現代における各国の紛争がどのような意図に基づいて行なわれていたかを検証する。その上で出版当時の状況を踏まえ、今後の世界予測まで見据えた内容。紙幅の関係上、もう少し突っ込んで知りたい部分も出てくるが、初学者が、一通り「軍事」畑出身の著者のような視点で、世界...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月18日
地政学という学問自体の存在が日本ではなかなか知られておらず、その点で地政学の啓蒙的な書籍は歓迎されるものと思われる。
伝統的な地政学の理屈を紹介し、それをもとに世界大戦、冷戦、テロリズムなど現代の戦争について理論の通用する部分および状況が著しく変わった点(世界大戦では戦車と航空機の登場、冷戦では核...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年07月21日
マッキンダーのハートランド理論、マハンのシーパワー理論、スパイクマンのリムランド理論、ラッツェルの生存権論、チェレンの経済自足論、ハウスホーファーのパンリージョン理論、冷戦中、冷戦後の地政学とまず地政学の話から。そしてフリードリヒ大王の制限戦争からナポレオンの絶対戦争にいたって生まれたクラウゼヴィッ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年06月30日
クラウゼヴィッツ以来の戦争論、マッキンゼー、マハン等の地政学の歴史的展開についてまとめられた本で、概要を知るには役立つ。
筆者の言う、戦争を避けるために戦争を知るべきだ、という考えは賛同できる。
ただし、筆者は自衛隊OBということもあってか、日米同盟一択、集団的自衛権賛成、国防費削減反対等と、自衛...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年11月21日
[ 内容 ]
「愚かな戦争」は「愚かな政治家」が起こす!
日本軍の敗因を前著『参謀本部と陸軍大学校』で喝破した著者が、戦史から導いた「戦争回避」の原理。
[ 目次 ]
第1講 地政学と大戦略
第2講 二一世紀への地政学
第3講 ナポレオン戦争とクラウゼヴィッツ
第4講 第一次世界大戦とリデルハート...続きを読む
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