トットちゃんとソウくんの戦争

トットちゃんとソウくんの戦争

1,265円 (税込)

6pt

3.9

戦争は、何も知らない子どもの心まで深く傷つける。私たちはそのことを身に染みて知っている最後の世代だ。だからこそ、私たちの戦争体験を、しっかりと語っておきたいと思う。――黒柳徹子黒柳さんも僕も、小学生時代はまるまる戦争と重なる。意味がよくわからぬまま「玉音放送」を聞いたことや、戦争が大嫌いという点もいっしょである。――田原総一朗ふたりが語る戦争体験と平和への願い。

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トットちゃんとソウくんの戦争 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    これが絶対的に正しいと、教えられたのに、実は、間違ってましたと、
    言われたら、どうすればいいか?そういう視点で、この二人の戦時下の体験記
    を読みました。また、お二人の父親、母親は、どうその時代を生き抜いてきたのかも、
    参考にしたいと思いました。

    戦前生まれで、戦後が青春時代だった人は、ある見方では

    0
    2019年02月24日

    Posted by ブクログ

     「この世界の片隅に」ですずさんが玉音放送を聞いて「まだここに五人おる!」といきり立っていたとき、トットちゃんは青森の諏訪ノ平駅前のお店でラジオを聞いて、もう空襲はない、もう爆弾は落ちてこないとほっとした気分になっていたし、ソウちゃんは海軍兵学校に入るという夢を絶たれ、悲しくて泣いて、泣き疲れて寝て

    0
    2016年12月26日

    Posted by ブクログ

    黒柳徹子さんの疎開中の話って初めて読んだように思う。胸に迫って途中でやめることができず、一息に読んでしまった。戦前のいかにも山の手の家庭らしい暮らしぶり、だんだん物資が不足してきていつもお腹をすかせていたこと、とうとう召集されて戦地へ向かう父を見送ったときのこと、疎開先での母のたくましさ、戦後何年も

    0
    2016年09月30日

    Posted by ブクログ

    田原は盧溝橋事件が日中戦争の契機と書いているが、直後上海の居留民に蒋介石が攻撃してきた。翌年、皇軍の進撃を阻もうと揚子江を決壊させて民衆に数十万の犠牲を出したので彼を見限った/対米戦争に消極的な東条英機内閣が世論の反発を受けた、と田原の指摘は重要。戦争責任は全民衆にある、黒柳徹子にも/ミドウェー海戦

    0
    2020年11月21日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    徹子さんのとても読みやすい語り口と田原総一朗さんのとても論理的な語り口で交互に綴られる二人それぞれの戦争体験と二人が共に深く関わるテレビと戦争への想いが熱く私の胸に響いた。そして平和の大切さ、かけがえのなさを改めて心に刻む。徹子の部屋で戦争体験を語る有名人を取り上げたパートでは特に芦田伸介さんの言葉

    0
    2017年10月27日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本当は借りる予定ではなかったけど、パッと目にしてこれは読もう・・と。もともと黒柳徹子さんの著書は好きで読んでるから、徹子さんが書き手の一人というのは動機として一番大きい。
    それと、やはり戦後75年で、テレビ番組や何かでいろいろ戦争のことが取り沙汰されることも、この本ともう一冊戦争関連の本を借りた理由

    0
    2020年08月08日

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