鬼流殺生祭

鬼流殺生祭

764円 (税込)

3pt

維新の騒擾(そうじょう)燻(くすぶ)る帝都東京の武家屋敷で青年軍人が殺された。被害者の友人で公家の三男坊九条惟親(くじょうこれちか)は事件解決を依頼されるが、容疑者、動機、殺害方法、全て不明。調査が進むほどに謎は更なる謎を呼ぶ。困惑した九条は博学の変人朱芳慶尚(すおうよしなお)に助言を求めるが……。卓抜な構成と精妙な描写で圧倒する傑作本格ミステリ。

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鬼流殺生祭 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    『事件に限らず世のすべての事象には、始まりとともに結果が含まれているはずなんです。

    人間は生まれたときから死が約束されている。出会いは別れと表裏一体だ。

    だから今度の事件だって、起こった瞬間にその結末はすでに決まっているんだ。九条さんのような第三者が関わったところで、その結末を別な方向へとずらし

    0
    2015年04月29日

    Posted by ブクログ

    やはりこのコンビ好きだな~。明治…というか、時代物っぽさは続作よりは少な目で残念です。このシリーズの続きが読みたい!!

    0
    2011年09月27日

    Posted by ブクログ

    維新の騒擾(そうじょう)燻(くすぶ)る帝都東京の武家屋敷で青年軍人が殺された。被害者の友人で公家の三男坊九条惟親(くじょうこれちか)は事件解決を依頼されるが、容疑者、動機、殺害方法、全て不明。調査が進むほどに謎は更なる謎を呼ぶ。困惑した九条は博学の変人朱芳慶尚(すおうよしなお)に助言を求めるが……。

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

     ゃられました。もう滅多打ちです。時代設定も、人物設定も大好きです!元公家ですよ?明治(作中では明詞)ですよ??ときめかないわけが無い!それでいて、本格(?たぶんそう書いてあった)ミステリー。私のミステリ熱が再熱しそぉです。
    当時の生活が垣間見れるのも面白いし、何気に豪華ゲストなのは“明詞”とゆぅ言

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    序盤から次々と人が死んでいきます。
    圧倒的に強い童貫軍。先を読む力も、梁山泊の面々よりはるかに上。
    人数でも圧倒している彼らと、どう戦ったらいいのか。

    総力戦。
    全ての人が、自分のできる限りを尽す。
    それでも苦しい戦い。
    同志が死んでいく。

    読んでいてつらいなあ。
    蘆俊義(ろしゅんぎ)も魯達(ろ

    0
    2017年09月07日

    Posted by ブクログ

    【2015.12.18 追記】

    実は4年前に一度読み終わっていたらしいが、
    まったく記憶になく改めて購入(してしまい)(^ ^;

    読み進めても読み終わっても、
    まったくもって思い出す部分なし(^ ^;
    大丈夫か、俺(^ ^;

    登場人物が多く、人間関係が複雑で、
    ときどき頭がこんがらかる(^ ^

    0
    2015年12月18日

    Posted by ブクログ

    仰々しさを歴史に絡めることで演出し、その禍々しさは確かにこういう形で終焉して然るべきなのだろうな、といったところ。江戸川乱歩に似た作風の中に、時代設定に流されすぎない筋が通してあって、貫井氏の良さは決して死んでいない。途中途中で登場する歴史上の偉人は過分かなと感じたが。彼らの登場により、どこかミーハ

    0
    2015年05月12日

    Posted by ブクログ

    明詞シリーズ第一弾。朱芳さん素敵です♡
    京極臭がプンプンしますが、そこら辺は笑って許してあげましょう(笑)

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    2012年05月11日

    Posted by ブクログ

    明詞時代、ご一新の混乱残るなか由緒ある武家で起こった殺人事件を、好奇心旺盛な有閑公家が調査して、博学で病弱で奇人な武家の若隠居が推理する話。

    おもしろかったです。トリックはそんな凄くないんですが。心理面が良いです。
    一部歴史とリンクするお遊びもあります。
    鬼の話はQEDとかで今ではお馴染みで

    0
    2010年07月29日

    Posted by ブクログ

    明詞シリーズ第1弾。
    維新の騒擾燻る帝都の武家屋敷で青年軍人が殺害される。
    容疑者,動機,殺害方法,全て不明。
    被害者の友人で公家の三男坊・九条惟親は事件を調査し始める。
    九条が助言を求める博学の奇人・朱芳慶尚。
    朱芳は事件から手を引くように言うが,やがて悲劇の真相が…。
    文頭にはポーの

    0
    2009年10月04日

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