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ガソリンに溶ける新種の覚醒剤0822。その密売ルートを追う愛崎署の宇崎の周囲で、情報漏洩の疑いや容疑者の死など不可解な出来事が次々と起こり出す。一方で家庭より仕事を優先する毎日から彼と妻の関係はいつしか冷え切っていた。正義感と墜ちる快楽との狭間で男が行き着く先は……警察小説の衝撃作。
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Posted by ブクログ
新種の覚醒剤の販売組織を追い詰める宇崎.暴力団とも関連を持つが、マンション投資で不利な状況に追い込まれ、返済ができなくなる.それも罠らしいことに気付き、反逆を開始する.警官だが殺人を犯し、傍若無人な振る舞いをするが、警察の中にも同じ穴のムジナがいる.荒唐無稽な話だが楽しめる.
警察小説ながら展開は非情。主人公の警官宇崎が堕ちるところまで堕ちていく終盤の展開はノワールと呼ぶにふさわしい。
「犬の力」に続いて「犬」つながりというわけでもないのですが、読んでみました。警官を狙う謎の罠。俺はどこまで堕ちるのかガソリンに溶ける新種の覚醒剤0822。その密売組織を追う警視庁の宇崎の周囲に不可解な出来事が……。正義と欲望のはざまに懊悩する男がたどり着く先には? というのがあらすじの引用。いわゆる...続きを読む刑事小説のカテゴリーに入るのかと思いますが、ダークゾーンへの陥り方がすざまじい。その衝撃度は「犬の力」に匹敵するのではないでしょうか。
落ちていく刑事の話。陥し入れられてどんどん道を踏み外して、ああもう戻れない。かと言ってビカレスクの美学は全くなくて、ヤケクソになっている状態だったり。途中から予想外の展開ですがちょっと無理やりか。
正統派かと思いきや、終盤、思わぬ方向に…。「警官は真面目だから、ちょっとつまずいただけで何処までも堕ちていく。立て直すだけの世智に乏しい。」現実が正にそうなのが恐ろしい。
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