あの日

あの日

1,265円 (税込)

6pt

STAP騒動の真相、生命科学界の内幕、業火に焼かれる人間の内面を綴った衝撃の手記。1研究者への夢 2ボストンのポプラ並木 3スフェア細胞 4アニマル カルス 5思いとかけ離れていく研究 6論文著者間の衝突 7想像をはるかに超える反響8ハシゴは外された 9私の心は正しくなかったのか 10メディアスクラム 11論文撤回 12仕組まれたES細胞混入ストーリー 13業火etc.

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あの日 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    当事者からの真実の訴え

    2016年02月09日

    毎日新聞・須田記者の「捏造の科学者」は、どうも読んでいていてスッキリしない、違和感がぬぐえなかった。かの本は、単に須田記者の取材日記でしかなく、真実に近づいているとはとても思えなかったし、書名には悪意すら感じ、須田記者の妄執のみが伝わってきた。NHKスペシャルにしてもそうだ。
    しかし、この本を読ん...続きを読む

    3
    購入済み

    小保方さんに研究をさせて下さい

    2016年02月03日

    このスタップ細胞事件(敢えてそう呼びたい)はまるで東京裁判みたいだと以前より思っていました、戦争責任を全て東条英機一人に負わせて私は関係ないと逃げる輩、マスコミも無責任な報道で世間を煽り開戦へと導き、敗戦すれは悪いのはこいつですと世間を煽る

    ちょっと常識ある人ならノーベル賞級の研究、発表を掛け...続きを読む

    3
    購入済み

    胸が詰まります

    2016年03月02日

    報道の相次いでいた当時は、同じ30代の女性として、苦境に立たされている彼女に同情を感じていました。
    一般人の彼女がマスコミによってひたすらあら探しをされ虚像を作り上げられていくことへ驚き、恐怖感を持っていました。
    常に誰かが槍玉にあげられている昨今ですが、科学の論文で、最終的に自殺者まででてしまった...続きを読む

    1

    Posted by ブクログ 2024年03月03日

    小説よりも小説的、一方でリアリズムに満ちた作品だった。この読後感は、10年以上前に読んだアンネの日記に似ている。
    現実に起こったことなのに、小説よりも奇異で無惨で情けなく、不条理にすべてを奪い去り、見返りもなく終わる。悪い者は明らかにされず、ただ不条理な結末を受け入れるしかない。序盤には楽しい日常の...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月06日

    色んな人に読んで欲しいと思いました。当事者じゃないと分からない感情や人の悪意、日記の方も併せて読むといいですね。小保方さんのために何かしたいという気持ちになる人も多いのではないですかね。

    0

    Posted by ブクログ 2023年03月21日

    とてもつらい内容だった。
    過ちを繰り返さないために私たちに何ができるのか、深く深く考えさせられる。
    科学の詳しいことはわからないが、少なくとも言えるのは、情報管理がひどく杜撰で情報統制が驚くほどできてない。そんな中で真実を証明するのは無理だと思う。

    0

    Posted by ブクログ 2022年08月20日

    まったくの知識ゼロから興味があり読み始めましたが専門的な知識が多く入っており多くのことが学べとても楽しく読めた

    この本に書かれていることのどこまでが真実だかはわからないが非常に考えさせられる1冊

    0

    Posted by ブクログ 2020年04月25日

    読み終わって、強いいきどうりを覚えた。何か月間毎日のように報道されていた、小保方氏のSTAP細胞事件。一方的な報道に違和感を感じていたが、こういう事だったのかと納得。何故この本があまり話題にならなかったのか?政治的な意図も感じる。実名を挙げて個人を糾弾しているが、ほぼ事実だろうと確信。山梨大学/若山...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年10月09日

    面白い。まず事件とは別に理系の研究の魅力を感じた。著者はずっと学問一筋というわけでもなかったのは意外。早熟な人なのだろうと思っていた。しかし事件に関して、どうもこれを読むとかなり大学の内輪の話というか、あんまり分かりやすくないような気がして、論文不正がどうのとか、ふつうピンとこないだろう。再生医療と...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年05月03日

    科学者であれば誰でも自身の研究によって脚光をあびる姿を夢見ると思いますが、本書はその一歩手前で真逆の結果になってしまったというものです。
    加害者であるか被害者であるかはまだわからないですが、事件の当事者による手記というのは珍しく、当時の小保方氏の心境がひしひしと伝わってきました。
    内容については、特...続きを読む

    0

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