無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2016年03月09日
2000年10月から2003年8月まで、著者は「千葉県精神科医療センター」で密着取材を行った。
救急といえば怪我や病気で瀕死の人を治療するものだとばかり思っていましたが、見た目ではわからない命の瀬戸際で戦っている人が、私が思っているよりもはるかに多くいることがこの本でわかりました。
精神病というと...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年07月25日
20年近く前の精神科を赤裸々に綴るノンフィクション。個人が特定されないよう加工はしてあるものの、これはかなりリアル。制度改正に伴い、精神に障害を有する人の地域移行支援は遅々たる歩みながらも進みつつある。制度ではなく他者の、地域の理解が進まない限り、いつまで経っても「キチガイ」のレッテル、スティグマは...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年08月08日
救急の精神病院?そんなの有るのか?
と言う興味と疑問から手に取った一冊。
精神病院を扱ったものは、高校時代に「ルポ・精神病棟」という文庫本(たしか朝日新聞社だったと思う)を読んで以来である。この本には、当時の劣悪な精神病院の実態が描かれていて、少なからず衝撃を受けたんだが、この「救急精神病棟」はど...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年06月07日
日本初の救急精神病棟を3年間にわたって丁寧に取材したドキュメント。
かなりフィクション、編集の強く入ってそうなドキュメンタリーだけど、患者、家族、医師、看護師など、満遍なく語られている。取材先が病院なので、在宅の患者、作業所へ通っている障害者については語られていないが、それでもバランスが良い本だと...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。