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「ご主人ですが、多発性骨髄腫という、血液のガンの一種です。(今の進行具合での)平均生存月数は24ヶ月から36ヶ月と言われています。」
漫画の冒頭から頭が真っ白になる。どういうことなのだろう。
この作品は、55歳という若さで息を引き取ったミュージシャン加賀八郎さんの闘病生活と大切な日々について、妻で漫画家の池沢理美さんがエッセイとして執筆した物語です。
夫の入院生活と、それをどんな気持ちで妻である作者が支えていたのか、心情の変化と共に、日々の出来事を細やかに描いています。
最も印象的なシーンは、ありとあらゆる薬や治療法を試す中で『「治療」としてそれ以上できることはありません』と医師から言われるシーン。
その後から作者は「覚悟」をするのです。彼との一分一秒を噛みしめていこうと…
涙なしでは読めない作品ですが、悲しみだけではなく、「愛」を感じることのできる作品です。妻の愛、友人の愛、自分を支えてくれる人の愛。多くの方に一度読んでみてほしい作品です。
感動!涙なしには読めません。
素晴らしい作品です。最後の方は涙涙で。。。
夫婦の、家族の、友達の愛が伝わってきました。
はっちゃんの最期は悲しかったけど、良い看取り方だったと思います。
さいごは誰もいない病室で一人逝ってしまうケースもあるので。
自分の健康に注意して、家族を大事にしようと思いました。
読む前にタオルの用意を
涙なしでは読めません!!!
はっちゃんと理美さんの関係が素晴らしく、お互いに愛し合ってる夫婦っていいなと、心から思えました。
多発性骨髄腫についても詳しく知る事ができ、読んで良かったなと思います。
絵はとても可愛らしく、すごく読みやすいです。お勧めです。
母と同じ病気のエッセイを見付け、思わず購入してしまった。
母は幸いにも5年が過ぎた今も、白血球の数値は低めだけれども寛解して生きている。
ただ、生きていてくれる幸せを少し忘れていたことに気付かされ、反省...
人と人との繋りを大切にしなくちゃな、とも思える作品だった。
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