漱石人生論集

漱石人生論集

825円 (税込)

4pt

4.5

『吾輩は猫である』を1905年に発表し、文壇に登場してから絶筆となった1916年の『明暗』まで、10年余りの作家活動で人生を深く考察した夏目漱石。その読み手として著名な直木賞作家・出久根達郎氏が、「漱石の作品のすべてが人生を論じている」として選んだ随筆、講演、書簡などから、人間と人生を凝視した警句と人生訓を読み取る。(講談社学術文庫) ※この電子書籍の底本である、講談社学術文庫の原本は、2001年4月に講談社より講談社文芸文庫として刊行されました。『漱石人生論集』は、講談社学術文庫を底本とし電子化した電子書籍のほかに、講談社文芸文庫を底本とし電子化した電子書籍も配信中です。電子書籍の講談社文芸文庫版には、電子書籍の講談社学術文庫版に収録されている「解説」(出久根達郎)が収録されていません。

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漱石人生論集 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    心に響いた。特に『私の個人主義』、自分の思いを代弁してくれてるかのよう。
    久々に漱石の作品を読み返したくなりました。何から読み直そうかなぁ。

    0
    2023年05月18日

    Posted by ブクログ

    夏目漱石の人生哲学がわかる文章を集めた本。

    夏目漱石、やっぱり好きだ。すっごく優しい人なんだと思う。人を差別しない。差別したり、意思を尊重しない勝手な人に怒る。客観的に物事を見れるすごい人なんだと改めて思った。先生として多くの人に慕われてたのはそんな理由なんだと勝手に思った。夏目先生のお言葉、心に

    0
    2022年10月30日

    Posted by ブクログ

    この本では、漱石が書いた手紙や随筆の中から題名の「人生論」に見合った部分が選別されて年代順に並べられている。

    手紙はそれぞれ全文を載せているようだが、随筆『硝子戸の中』や『思い出す事など』については一部分だけを載せている。おそらく漱石の「人生論」が表れている箇所だけを編集者なりに抜粋しているのだろ

    0
    2015年11月02日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    夏目漱石の小説が好きなので為人を知りたく読んでみたわけですが、誰かに当てた手紙、講演内容、どこかの誌面へ寄せた文書などバラエティに富んでいます。

    人生論集というだけあり、漱石の人生論を垣間見ることができる良書です。

    まず。愚見数則は、教訓集のようなもの。
    人として基本的なことだとを語っているわけ

    0
    2022年02月23日

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