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42歳の働き盛りにあったビジネスマン。多忙な仕事の傍ら、市民ランナーとしてマラソンに勤しんでいた彼を突然襲った睾丸ガン告知、全身転移、そして抗ガン剤の副作用による間質性肺炎の併発。生存率20%以下と言われた死の淵で、彼を奮い立たせたのは、100キロメートルウルトラマラソンに復帰するという、途方もない夢だった。子どもたちの将来、妻の明るく健気な支え、復職への不安……。涙と感動、奇跡のガン生還記。
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Posted by ブクログ
幾度の試練を乗り越えて、さらに乗り越えるだけで無くウルトラマラソン完走という偉業まで成し遂げるその姿に感動した。初めてこの本を手に取ったのは学生の時で、その時本を読んで初めて泣いたのを覚えている。社会人7年目になって再び手にしたが、著者のキャリアでいうとちょうどMBA取得のためにアメリカに渡っていた...続きを読む年齢と重なる。この先自分にも何があるかわからない。1日1日を真剣に生きたいと思わされる本だと改めて実感した。
仕事もランニングも家庭も順調だったエリートビジネスマンが、突然、ガンに襲われる。厳しい闘病生活を経て、また走り出し、レースに復帰するまでのノンフィクション。 他人が、さらには本で読んだだけで想像することもできない不安と苦しみの日々だったと思う。ただただ凄いと感じ入るのみ。苦しい日々の中で著者が叫ぶ「...続きを読む人生、下り坂になってたまるか!」には力をもらった。ご家族、友人、会社の方々の励ましやサポートも、ご本人の人柄や挑戦する姿勢に依るところが大きいのではないかいと感じた。
精巣腫瘍と間質性肺炎を完治させ、サロマ湖100キロマラソンを完走した筆者。 精巣腫瘍では、五年生存率49%、間質性肺炎では20%にまでなった筆者が、病気前に走っていたサロマ湖100キロマラソンを完走することを目指した。 フルマラソンだって、簡単には走れないのに、100キロをそんな大病を経験した人...続きを読むが完走するとは。。 筆者が自分で病気を見つけたのは、骨折をして入院をしていた時。 もし、骨折をしなかったなら、病気を見つけるのももっと遅くなったのではないだろうか? 抗がん剤との戦いも、体力低下との戦いも、GSでの仕事の戦いも、すごい戦いをされる方だなーと思う。 いのちは有限。 だから、やろうと思ったら、やってみる。ことが大事であり、それがいのちを伸ばす事にもなるんだな。
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大久保淳一
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