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これまでの「発想法」の殻を打ち破る! アイディアを生み出すコツと技術。【『「超」発想法』の基本5原則】1.発想は、既存のアイディアの組み換えで生じる。模倣なくして創造なし。2.アイディアの組み換えは、頭の中で行われる。3.データを頭に詰め込む作業(勉強)が、まず必要。4.環境が発想を左右する。5.強いモチベーションが必要。
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Posted by ブクログ
発想は、何もない、ゼロから生み出すようなものではなく、既存のアイディアや、模倣から生み出される。 そのためには、情報、環境、モチベーションが大事な要素となる。
2色刷で読み易い。 発想=独創的なものを生み出す。ではなく、出発点は模倣でよい。それには大量の知識が必要である。 また、まず始める。ということが大事。 大雑把にとらえるとこの2点に集約されると思われるが、 これは過去の著名な人にも当てはまっており、且つ自分自身でも思い当たることがあり、再認識できた。
発想法を知りたくて読書。 発想するためには知識が必要。創造することは無から生み出すという思い込みを捨てること。模倣や過去のアイディアから発展させるものである。 メモ書きを定期的に見直して、組み合わせたりして新しいものを生み出す。メモ魔となることの重要性をリマインドさせてもらう。『仕事は楽しいかね...続きを読む?』を思い出す。 常に考え続けることが大切。『思考の整理学』にもあった一晩熟して、朝起きると解決方法が思いついたりする。 第1章の基本五原則の中の第四原則「環境が発想を左右する」は、最近の実体験で納得する。テレビ依存の生活をしていると思考を停止してしまう。テレビが情報に対して受身にさせて、自分の頭で考えることを放棄させる。その意味でテレビの害を説く著者に同感である。なぜなら、私が大連へ転居して一番よかったなと思うのは、テレビ依存から脱却できたことだと思っているから。現在は、インターネット依存なので五十歩百歩だといえるが、本書で氣づかせてもらったので、自分の中でのルール作りなど対策を講じることにする。 やる氣がなくても、氣が進まなくても、とりあえず、まず始めること。筆を取り書き始めると一氣に進んでいく。集中力もその後に出てくる。 著者の本は巻末に索引があり、参考文献の紹介も豊富なので読みやすく、学ばせてもらうことがとても多い。 読書時間:約1時間10分
1、原理と原則 <基本原則> ①発想は、既存のアイディアの組み換えで生じる。 模倣なくして創造なし ②アイディアの組み換えは、頭の中で行われる ③データを頭に詰め込む作業(勉強)がまず必要 ④環境が発想を左右する ⑤強いモチベーションが必要 <発想はどのように行われるか> ・無用のものを試み...続きを読むないで捨てる直観力も大切。 ・無益な組み合わせは、有能な発見者の精神には浮かばない。意識に現れるのは、有用な組み合わせとその候補だけである ・きわめて多数の組み合わせの中から有用なものを選び出すのは、審美的な感覚である。 ・審美的感情は、成功の記憶によって形成されると考えられる。 ・ある問題について考え続けていたために、偶然のできごとがきっかけとなって、大発見に導かれる。 ・考え続けていれば、周囲の状況を吸収する能力が高まり、きかけをつかむことができる。だから、発想の条件は、考え続けることだ。 ・意識的な活動ののちに、無意識的な活動が生じる。その結果が「啓示」となって現れる。 ・無意識活動は、意識のごく近くにある「控えの間」で行われるらしい ・アイディアが生み出されるまでの過程は、没頭期、潜伏期、啓示期に分けられる。 2、敵 3、方法と環境 ・逆向き発想法 ・図を用いる ・集中した作業のあとに環境が少し変化すると、「啓示」が得られることが多い(散歩、風呂、ベッド) ・歩くことは特別有効。 頭を材料でいっぱいにしてから歩くことは、発想のための最も手軽で最も確実な技術。 ・メモをとる ・作業途中の段階で草稿を読んでもらうことは重要。気がつかない指摘をもらえるし、自分の中に「読者の目」ができる ・
「五原則」のいずれも、色々な場で助言してもらうこと、行動の中で認識することである。全てをまとめて原則という形で提示されることは無かったが、巷には浸透しているということの裏づけと言える。 発想法の類が、発想には効果的でないということは同感だ。後付の説明には有効であるが、それをきっかけとして発想すること...続きを読むが難しいと感じていた。全面的に、書かれていることには同意する。新しい発想法が得られたわけではなく、習熟を高めよというメッセージが残りました。 *** 模倣なくして想像なし、アイディアの組み換えは頭の中で行われる、データを頭に詰め込む作業がまず必要、環境が発想を左右する、強いモチベーションが必要
野口氏が一般にも広く知られるようになった「超整理法」に 比べると、他の著書はいずれも普通な感じは否めない。 いや、レベルが低いわけでは決してないんだけど、 「超整理法」が提示した手法があまりにもインパクト大だったので。 現在においては、(特にデスクワークにおいての)発想手法に 関する本ではITの活用...続きを読むが主なテーマとなっているものが多いが、 本書は2000年の発行ということもあってそのあたりの古さはある。 これは当然のことなので、クラウドコンピューティングの隆盛等を 踏まえて2010年版にアップデートしたものを読んでみたいかな。
発想の本質は考え続けること、に納得。 具体的すぎる説明はかえって本質をわかりにくくする、という説明に、日頃の自分を反省しました。 適度な抽象化は必要なのですね。今後、意識していきます。
とくにすごいことが書いてあるわけではない。 新しい発想は、すでにあるアイデアの新しい組み合わせや組み換えで生じる。 だから、一発大物狙いではなく、地道にたくさんの知識を詰込むことから始めるべし。 学問に王道なし。 KJ法批判、パソコン利用法など。 著者の多読、多識には感心する
発想は、既存のアイディアの組み換えで生じる。模倣なくして創造なし。 だからまず、たくさんの情報と知識を頭に詰め込む。 詰め込んだら、静かな場所をゆっくり散歩する。 散歩しながら考え続ける。 そうしてれば、「何かと何かの組み合わせ」を思いつくんだって。 発想力がない、っていう思い込みを捨てれば誰...続きを読むでも発想できるんだって。やった。
「アイデア」という言葉を聞いただけで吐き気がしそうだ。そんなもの早々思い浮かぶわけが無い、人間ならばそう思うはずだ。 この本で語られるアイデアの法則は、アイデアを生み出す方法論ではない。冒頭で述べられる5つの原則があれば成り立つものであり、その原則ですら普段やっていることなのだ。 読むと、なんだ...続きを読むか自分のやっていることが間違いでないと思うし、アイデアを生むということが苦でなくなる。そんな気持ちにさせてくれる1冊だ。
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野口悠紀雄
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