山頭火随筆集

山頭火随筆集

1,144円 (税込)

5pt

5.0

明治15年、近在屈指の大地主の長男として生まれ、9歳の時母自殺。以降徐々に家は没落、時代の傾斜と並ぶようにやがて不幸の淵に沈んでゆく。大正14年出家。大正15年4月、解くすべもない惑ひを背負うて、行乞流転の旅に出た。分け入っても分け入っても青い山(「俳句」大正15年)九州から東北まで漂泊托鉢。行乞生活を記録した句は数奇な生涯を凝縮。俳句、随筆、行乞記の3章でその真髄を纏める。

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山頭火随筆集 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2015年01月23日

    種田山頭火は、“自由律俳句”と呼ばれる独特な句を多く残しているが、その作品を選んだモノ、同人誌等に寄せた文章、「行乞記」と呼ばれる旅の記録の抜粋、編者による彼の人生や文学の解説と詳しい年譜が盛り込まれた一冊だ…
    「実に手軽に読める文庫本」でありながら、豊富な内容を詰め込んで、“漂白の俳人”の作品や人...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年12月12日

    「物を味わふ、それこそが生きるということなのだ」。初めて読んだとき衝撃を受けた。ラーメンを食べるのも本を読むのも、あるいは歯を磨くのも風呂に入るのも、僕にとってそれはただ単に手段であって消費すべき対象に過ぎなかった。
     味わう、それを本当に地で行っている人間がどれほどいようか。キンモクセイの香りも、...続きを読む

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