大清帝国

大清帝国

1,485円 (税込)

7pt

4.0

満州(マンジュ)族の一小国が、飽くなき革新力により、巨大な中華世界を飲み込む。その力は中華世界を越え、中央アジアへ進出し、イスラムをも取り込んだ空前の大版図を築く。華夷秩序を超越する世界帝国の体現者=清朝。それは、満・蒙(モンゴル)・漢・蔵(チベット)・回(ウィグル)5族からなる、現代中国の原型だった。康煕・雍正・乾隆の3代皇帝を中心に、その若々しい盛期を描く。(講談社選書メチエ)

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大清帝国 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    清朝だけを取り扱った本で、成り立ちから歴史、国の仕組みについて記載した本は数が少なく、更に言えば難解なもの(歴史的仮名遣いや史料原文そのまま掲載等)が多いのですが、その中でもこの本は比較的読みやすく、情報も豊富。

    重要な史料は日本語訳で掲載してくれているのがよかった(笑)

    本書は特に、ヌルハチ(

    1
    2012年03月28日

    Posted by ブクログ

    満州族の一小国が明を滅ぼし大清国を築き完成させてゆくまでを解き明かす。初代ヌルハチ、二代ホン=タイジ、順治帝、康煕帝、雍正帝、清国の版図を最大限まで広げたが他方では衰退の道に導いた6代乾隆帝までを解説する内容。

    0
    2020年03月18日

    Posted by ブクログ

    中国最後の王朝・清の誕生から中国全土の征服まで。
    満洲族の1小部族が諸部族を統一し、やがて漢族や蒙古族まで取り込み、部族集団から強大な国家へと成長する過程を描いています。
    漢族の持つ華夷秩序をいかにして克服したか?
    彼ら満洲族のアイデンティティーとは何か?
    これが隠れたテーマでもあり、ここか

    1
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

     「中国五千年の歴史」といわれるように、中国は長い歴史を持っているが、その中で最後の王朝といわれる「清朝」にのみスポットを当てた本である。女真族である満洲族の一小国が、あの大きな中華世界をのみこんだだけでなく、イスラムの世界をも取り込み、それまでの中国では最大の版図を築く。このときすでに満洲族、モン

    0
    2012年05月11日

    Posted by ブクログ

    少数の満州族が、なぜ漢族を支配出来たのか?
    まだ、わかりません。
    中国の王朝の中では、周の次に清が好きです。

    0
    2011年08月06日

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