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主人公・みさとはアナウンス経験ゼロの、放送部員。しかも2人しかいない零細クラブだ。能天気な顧問と厳しい担任のせいで、毎週火曜日の昼の放送を行うこと、しかも部員を増やさなければならなくなって…。超美少女転校生・葉月の出現で、放送部が大きく変わる。気になる同級生との関係も、目が離せない。温かな描写と、キャラクターたちが美しく輝く、心優しい青春小説!
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Posted by ブクログ
それぞれの個性がとても伝わりやすく、すっと入り込めて物語の世界を楽しめた。YAだけど、大人にもオススメ!
2017年度読書感想文中学校の部の課題図書 中学校で放送部というのはとても珍しいのではないだろうか。 廃部寸前の弱小部で、コンクール目指して奮闘する部員たち。でもそこに至るまでは紆余曲折。 中学時代って、ホントに色々めんどくさいんだよなぁ…とあの時代にトリップして読んだ。 それくらい、作家の目線が...続きを読むリアルだった。
いや、これは名作なんじゃないかな。 あまりに予定調和的なラストとか、あまりに一面的な敵役とか、ひょっとしたらそういう不満を持つ人がいるかもしれないけど、いいのである。中学生向けの本なんだから。 で、エンタテイメントとして秀逸。 特にキャラが立っているし、そういったキャラの特徴を物語の最前半でちゃ...続きを読むんと提示するのがすごい。 ストーリーも奇をてらわないけどありきたりでもなく、一切のたるみを見せずに最後まで続く。 うん、やっぱ名作だ。
廃部寸前の放送部。そこに誰もが振り返るほどの美人の転校生葉月が入部してくる。 そして熱心な顧問の須貝先生。 活動らしいこともしていなかった古場とみさとも、発声練習から始まり、やっと週一でお昼の放送を始めるところから部活らしい動きが始まる。 新入部員珠子も加わり、アイデアを出し合い、だんだん充実した放...続きを読む送になっていく。 ある日、須貝先生から放送コンクールに出てみないかと勧められる。しり込みをする未経験者の中にあって、アドバイザーとして力を発揮するのが葉月である。彼女は前の学校で放送コンクールの出場経験があったのである。彼女の指導は的確であるけれど、彼女は決してアナウンスはしない。 これには、転校の理由でもあるけれど、彼女の苦い思い出がかかわっている。 途中から入部することになる新納。彼はみさとの密かな憧れである。 淡い恋もあり、一つの目標に向かって皆で頑張る姿もあり、それぞれにちょっと苦い思い出なんかもある学園ものである。 個人的に言えば、誰もが認める美人でカリスマ性もあるけれど、ちょっと協調性に欠けた葉月がどうも好きになれない。 だけれども、読んでるうちに、放送コンクールの結果よりもなにより、葉月のアナウンスが聞きたいと思うようになるのです。 きみが歩きだすとき 生まれたての風が吹くだろう。 一歩を踏みだせたら 今 きみが 風の先頭になる 美しい声で読み上げる葉月の姿が目に見えるようです。私は、思わず声を出して読んでしまった。 いい詩なのです。 この物語ははじめにこの歌詞があって、作られたのかもしれない。
放送部の話。 委員ではなく部活動なので、自主性が大切です。 登場人物それぞれに事情があり、主人公を変えれば別の物語ができそう。 頑張ってる子、信念のある子の話、好きです。 ただ、この話、読書感想文の課題図書だよね… 書きやすいんだか、書きにくいんだか…? 頑張れ!中学生!!
学校生活のいろんな事がたくさん詰まっていて、面白かったです。読後感も良い。今の中学生に読んで欲しいです。
中三のみさとは、放送部員。とはいっても部員はあとひとり、部長の古場のみ。新任の須貝先生が顧問になって、はりきっているけど、正直つぶれるのは時間の問題なんだけど…。クラスで孤立している絶世の美少女真野葉月や野球部の巨体新納がなぜか放送部にかかわってきたかと思うと、生徒指導の先生に眼をつけられ、波乱の予...続きを読む感…。 小さな放送部を舞台に、結構波乱万丈な毎日を描く青春小説。
昔、中学校で放送部の顧問をしていたことがあった。それまで放送部がなかった学校に創部したから、この本に出てくるような一期生と共にワクワクしながら、作り上げていった思い出がある。キーパーソンになる美少女転入生には、橋本環奈を重ねて読んでいた。彼女が主人公の少女と放送部を作り上げていく中でお互いの心の傷が...続きを読む癒えていく様子が爽やかな読後感につながった。
ギリギリなラインで作品を描く。リアルに。越えたらOUTな線をきちんと把握し、琴線に触れるのがとても上手。 放送部の大会とかあるの知らなかった。 気持ちはわかるけど、どんなに否があっても、美女にブスって言われるのはわりとつらいよ、美女じゃなくても辛いよなー笑。
本読んでうれしくなってピアノに向かって曲を作りたくなったのは久しぶりかも。ラストで、女の子が互いに手をぱちんと打ちならす、きれいな終わり方。余韻を楽しみたくなる。 「しずかな魔女」もそうだったけれど、ここでも放送部のコンクールに向けて、自分たちでドラマをつくり、ニュースの原稿を作成しと、物語の中で物...続きを読む語を語る構成になっている。そのドラマやニュースの中身が、登場人物の抱えている様々な問題と響きあって、深く心を打つ。 最後の放送で流すことになっている、オリジナルな曲の歌詞も何だかよい。 こういう物語のリアリティーって、登場人物が抱えている問題の解決の度合いによって決まってくる部分も大きいと思う。あまりきれいさっぱり解決しきってしまえば、欲望の代替的満足としてはすっきりするけれど、リアリティーは低くなり、逆に問題が全く解決できなければ、リアルではあるけれど、物語としてのカタルシスはなくなってしまう。 このお話では、仲間の中の人間関係は、主人公たちの成長とともにうまいところに着地していくんだけれど、外には和解しえない「敵」がいて、その強敵ぶりがお話のリアリティを高めている。そのあたりも、「しずかな魔女」と似ていて、現実の問題に対して、妄想の中ではなくきちんと立ち向かっていく強さを要求してくるところが、僕には好感を持てた。 これを読書感想文の課題図書として選ぶセンスはなかなか。いろいろな切り口でひっかかってきそう。
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