ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
5pt
朝日バッシング=歴史修正主義と全面対決する。緊急出版! 慰安婦報道の「戦犯」と呼ばれた植村隆、市川速水、若宮啓文、本多勝一ら朝日関係者に徹底取材。報道の現場から問題の全真相をルポルタージュし、バッシングの背後にうごめく歴史修正主義をえぐり出す。闘うジャーナリストが、右派の台頭に抗する画期的な一冊!
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
ジャーナリズム精神の根幹として事実に愚直に向き合う姿勢が問われている。そこで怯んだり誤魔化したり忖度するようでは、問題の核心から遠ざかっていく。言葉は時に刃の如く他者を傷つけてしまう。しかし事実は決して反故にしてはいけない。強者はそこに正義や倫理を持ち出して都合の良い歴史を作ろうとする。そこで弱者は...続きを読む理不尽さを噛み締めながら虐げられる。私たちは報道における過ちを許すという寛容を失わず、知る権利を保持しよう。そして都合の悪い過去から学び得よう。
先に末尾にある慰安婦報道の年表を読んでからスタートしたら分かりやすかった。 政治の劣化、マスコミの劣化とそれらに踊らされ続ける国民。当時の空気感を知らない自分が普通にこの本を読むと当時のバッシングがいかに的外れなものだったかって事実に驚くけど、もしかしたら今の時事問題にも同じような的外れ批判が蔓延っ...続きを読むてるかもしれないよな、と自戒。 青木さんの文章はクールで読みやすい。 どんなニュースも報道も、考えて読む、って大事。
日本軍「慰安婦」問題に関する「吉田証言」記事、および原発事故に関する「吉田調書」報道をとらえた、メディア総がかりの朝日新聞バッシングに対し懸念を抱くまっとうなセンスの持ち主ならば、青木理氏のごくごく真っ当なメディア批判に、解毒剤をあたえられたようにほっとするだろう。まことに「メディアの総転向」と呼ぶ...続きを読むしかない、異常な状況である。 前半の青木氏の冷静かつ明快なメディア批判に対し、本書の後半では、攻撃の矢面に立たされている植村隆氏をはじめ、朝日内部の人たちへのインタビューが掲載されているが、こちらはとてもすっきり、とはいかない。若宮啓文や市川速水は、「リベラルと言われていてこれか」と思う程度の歴史認識・政治認識しか示していないし、「権力に膝を屈したわけではない」と繰り返し述べているが、青木氏も指摘するように、本気だとしたら状況分析が甘すぎる。ましてやこの後、朝日新聞が設置した「第三者委員会」は顔ぶれからして、最初から権力者に腹を見せて取り入るための茶番だったとしか思えないからだ。本書発行のタイミングが合わなかったのだろうが、ほんとうはぜひ第三者委員会の顛末まで見届けてからの取材、分析が欲しいところだった。 もう一点、メディアを巻き込んだ政権の朝日攻撃において、「女性国際戦犯法廷」NHK番組改編問題に関する朝日の報道とその後の顛末は、避けて通れない一幕であったはずだ。インタビューの中で触れられてはいるが、青木氏の分析において踏まえられていないのが残念。 いずれにしても、「リベラル派」であった朝日の瓦解は、「メディア総転向」の引き金を引く歴史的事件として、「戦前史」に残る出来事となるだろう。より長期的、包括的な視点からの分析が必ず必要となるはずだ。 最後に、タイトルの「抵抗の拠点」とはどこを指しているのだろう。本書からそれを見出すことは、私には難しかった。悲しく残念なことであるが。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
抵抗の拠点から 朝日新聞「慰安婦報道」の核心
新刊情報をお知らせします。
青木理
フォロー機能について
「ノンフィクション」無料一覧へ
「ノンフィクション」ランキングの一覧へ
安倍三代
暗黒のスキャンダル国家
カルト権力 公安、軍事、宗教侵蝕の果てに
この国を覆う憎悪と嘲笑の濁流の正体
情報隠蔽国家
スノーデン 日本への警告
政権崩壊 民主党政権とはなんだったのか
増補版 国策捜査 暴走する特捜検察と餌食にされた人たち
「青木理」のこれもおすすめ一覧へ
▲抵抗の拠点から 朝日新聞「慰安婦報道」の核心 ページトップヘ