青と白と

青と白と

726円 (税込)

3pt

4.0

30代後半の悠は、アルバイトをしながら空き時間に原稿を書く駆け出しの作家。仙台を出て東京で一人暮らしを続けるが、ぎりぎりの
生活を送る。そんな悠の日常は、震災を境に激変した。非常時だとはしゃぐ同僚、思わぬ人からの気遣い、そして、故郷の家族の変化。
「私は、なぜこんなにもちっぽけなんだろう」
過去と未来を見つめた、悠の変化と決断は。

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青と白と のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    東北大震災をめぐり、東京に住む小説家の姉、仙台で不動産会社に勤める妹、津波で死んっだ叔母、など震災で傷ついた心や絆を取り戻していく内容だが、とても心に響く文体で、今年最後に良い本に出会えてよかった。

    0
    2021年12月25日

    Posted by ブクログ

    2019.05.08~05.09

    きっと、被災地の方々の本音なんだろうと思う。
    遠くから「絆」だ「復興支援」だと言っても、何の役にも立たない。本当に必要なものって、なんだろう。2020オリンピックでないことは確かだな。

    0
    2019年10月13日

    Posted by ブクログ

    震災が絡む小説は読まないようにしてきた。被災地の外からの、自己満足とか押し付け感満載の「絆」とか音楽の力で元気にするみたいな胡散臭さが嫌いだし、逆に、被災した側からの「どうせわかりっこない」「所詮他人事でしょう」的な言われようにも抵抗があるから。

    だからこの作品を読みながら終始モヤモヤしていた。何

    0
    2022年08月29日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    震災、震災後について、もちろん見聞きはしてきたけれど、こんなに嗅覚、触覚、心の襞に働きかけられたのは初めてだった。

    涙が出そうになるところもたくさんあるのだが、それ以上に心を抉られるような感覚で読んだ。

    『戸田悠』の書くものは心に染みるものだろう…

    0
    2021年12月22日

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