銀河を渡る―全エッセイ―

銀河を渡る―全エッセイ―

1,584円 (税込)

7pt

『深夜特急』の終わりで迷った末に訪れなかった「夢の都市」モロッコのマラケシュへの旅、『一瞬の夏』から始まった新たな「物語」を生きる若きボクサーへの夢、「深い海の底」に旅立った高倉健へ贈る最後のメッセージ。まるで銀河のように無数の人や場所と、出会い、別れた25年間。移動する精神の輝きを綴る、エッセイの精髄。

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銀河を渡る―全エッセイ― のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年07月15日

    学生時代に読んだ『深夜特急』は確実に自分の人生観を変えた。できるだけ沢山の国や場所を訪れて、多くの風景を自分の目で見てみたい。深夜特急のような長期旅行は無理なのだが、それでもちょこちょこ外国へ旅行に行くようになったのは間違いなく深夜特急の影響だ。

    その後、沢木耕太郎さんのノンフィクションは何篇も読...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年03月16日

    沢木耕太郎氏のエッセイ集です。これで三冊目
    だそうですが、深夜特急はあるもののエッセイ
    集は初めて読みました。

    多くの媒体で書かれた作品を集めたらしいが、
    初出が記されていないのが少し残念です。でも
    新聞や堅い週刊誌が多いのではないかと思います。

    小説のようなエッセイを書くとよく言われます。
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    Posted by ブクログ 2019年03月24日

    生まれ育った町の商店街にあった小さな本屋で見つけた本を貪るように読んだ。
    それが「敗れざる者たち」。
    こんな本を読みたかったんだ。

    「深夜特急」「檀」「流星ひとつ」といったノンフィクションはもちろん、エッセイもほぼ全部読んだ。

    そんなこんなで、以来40数年。

    このシリーズを大切に読みたいと思う...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年05月17日

    小生と同い年の著者だが、考える視点が似ているところが多く楽しめた.旅行の話も良かったが、ある程度無計画な行動については共感するとこがあった.小生も学会への参加をメインの仕事として欧米を十数回旅行してきたが、仕事の前後は個人的な旅行をしたので、ハプニングを楽しめた思い出が多くある.エッセイに出てくる多...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年04月25日

    Wikiで沢木耕太郎を調べてみると、デビュー作は「若き実力者たち」で、1973年の発行ということなので、デビュー作から、もうすぐ50年ということになる。その間、ノンフィクション、エッセイ、小説と幅広く、息長く活躍している作家だ。
    私自身は、ノンフィクションは、ほとんど読んでいると思うし、エッセイも、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年03月06日

    その文章を深く味わいたいという作家が何人かいて、私にとってはそのうちの一人が沢木耕太郎さんです。沢木さんの文章は、感性で書かれたものではなく、計算され構築されていったものという印象があります。だからといって無機的では決してなく、どこかウエットでメロウな文章。その絶妙なバランスに惹かれるのです。新作で...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年02月24日

    沢木耕太郎、てんこ盛り⁈ 人、旅、食、映画、その他多岐に渡るエッセイの数々、どの文章も切り口があり引き込まれます。深夜特急以来の彼のファンだが、関連文章もあり興味深く読めました。

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    Posted by ブクログ 2018年12月16日

    どうしてこの人の文章はこんなに素直に入ってくるのだろう?
    特徴的なところがある訳では無い。朴訥と言うか、ごく普通の言葉を選んで淡々と素直に綴られた文章です。
    物を買ったり持つことに頓着しない。雨の日に傘を持つのが嫌い。そんな似ているところもあれば、私とは全く違う所も多くあります。でも、この人が語ると...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年09月01日

    作者の3冊目のエッセイ、路上の視野も
    象が空をも読んだ
    25年のものをまとめてある
    中でもかもかのおっちゃんはひょうひょうとして
    ひとがらが伝わってきた
    美空ひばりも 彼女の反応に対する作者の観察の
    鋭さを感じた
    高倉健との関係も 不思議な縁を感じた

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2018年11月30日

    著者と接するとたいがいの人はみんな懇意になっていく。
    人たらし。教授には何かをなしうる人物とみなされ、
    バーで隣に座ったオッサンとはその後もいろいろな世界に(花見、酉の市、ふぐ)に誘ってもらうことのなったり、(そのオッサンは小学館の偉い人)
    と、きっと若い頃から魅力的だったのだろうな。
    高倉健との繋...続きを読む

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