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ジョブズ、ザッカーバーグ、ペイジ、ベゾス、ゲイツを教育で生み出せるのか? 単にプログラミングテクニックが優れている者と、それら大帝国を統べる「天才」とはどこが違うのだろうか? それは、アイデアと、そのアイデアを実製品・実サービスに結びつける能力である。――2020年、プログラミング教育必修化に向けて問う。キモは、プログラミングではなく「プログラミング的思考」。
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Posted by ブクログ
プログラミング教育において「プログラミング的思考」を学ばせることの重要性を説いた本。 本書を読めばプログラミング教育必修化の経緯や意義、情報教育の現状や課題がよくわかります。
プログラミングは異文化コミュニケーションという言葉がもっとも心に残っている。 自分とは異なる言語を理解しようとして、相手の言葉で相手にわかるように語りかける。 ヴィトゲンシュタインの言語ゲームでいう相手の言語を学ぶことなのだと感じた。 プログラミングを学ぼうと思いながらパイソンに手を出したりしたけ...続きを読むど、うまいこといかず、ずっと迷走していたけれど、この本を読んですっきりした。 著者は実際に大学院で情報科学を教えている先生であり、その人がこんなタイトルの本を書くのか?とおもったけれど、意図としては、末端のソースコードを書く意義は低くなっているということだ。 それよりも上流にあるなぜそのプログラミングをするのかを考えることの方がよっぽど重要で、実際に著者が考えるプロジェクトを進めるにあたり大事な能力は、 論理的思考能力 問題解決能力 プロジェクトマネジメント能力 コミュニケーション能力 といったビジネスで必要なポータブルスキルに他ならなかった。 そしてさらには、なぜその課題を解決する必要があるのか?なぜその方法を使うのかなど、本質的な疑問を抱ける哲学的思考も大事だといわれていたことに、心から納得した。
中々挑戦的なタイトルであるが、プログラミング教育を通して思考力とコミュニケーションを磨こうという筆者の主張を強く感じられた。
いまの日本のIT産業を理解することはできた。ただ、副題にあるGAFAで求めらる力が、本書で語られている内容には違和感が残りました。
IT人材不足やフリーランスで高収入などの文言に騙されて下手なプログラミングスクールにお金を払わないようにしようと自戒。下流工程やSESだと低単価になる傾向。オフショアリングや外注で叩かれる可能性。プログラミングを極めるというより、他の立脚点を持ってそのアイデアを実現するツールとしてプログラミングを理...続きを読む解する人材になったほうがよい。コーディングの技術ではなくプログラミング思考(コミュ力、論理的思考、問題解決能力)。中級者をケアする書籍が極端に少ない。
プログラミング教育は問題解決能力、プロジェクトマネジメント能力、コミュニケーション能力を鍛えることができる。
このような本を読んでいつも思うのだけど、子どもに本当にプログラミング教育をしていくのが正しいのかどうかって実際、プログラミングの考え方ってゲームをしてるだけで想像できるものでしょう。できない? ただし、それと実際プログラミング思考が身につくのとは違う事だけど、本当に必要なことは電車の中でスマの...続きを読むゲームを抱えているような人間にはなるなよという事。 あれだけ、虜にするゲームの作り手になりなさいという事、だとすればプログラムもプログラム思考も関係なくなってくるわけでしょう。要はそれだけ夢中にさせる中毒性のあるものを少ない人数で(できれば一人で)考え出すことが主になると思うのだけど、無論それが現実味を帯びていない事は分かるよ。だけど実際ゲームとかシステムのプログラムを作るのにどれだけ遠回りしていると思う。 一つのゲームそれもドラクエとか一つのシステムワードやエクセルみたいなものの作り方、できあがり方を学ぶのが一番だと自分は思う。 そんな、本やサイトなんてないでしょ。あったらやりたいと思わない。皆さんどう思います??
下流工程を目標とするプログラミングの教育はいらない。 問題解決方法としてのプログラミング的思考を育む教育に著者は賛成。
・コーディング(狭義のプログラミング)の教育 → いらない プログラミング的思考(も含めた広義のプログラミング)の教育 → すごくいい (13) ・プログラミングと前工程(26-7) ①お客の悩みを聞く ②悩みの本質を洞察、分析し、解決策を立案する ③解決策のうち、情報システムでやるべき部分を抽出...続きを読むする ④やるべきことのざっくりした設計図を作る ⑤ざっくりした設計図を、もうちょっと詳細な設計図や日本語(別に英語でもいいけど)による指示に細分化(ブレイクダウン)する ⑥それをさらに、コンピュータにとってちょうどよいサイズに細分化する ⑦適切なサイズになった指示は、日本語で書かれているだろうから、コンピュータが理解できるプログラミング言語に翻訳する(←ココが一般的に言われているプログラミング‼) 基本的にはプログラミングとは最後の工程(⑦)か、ちょっと拡大解釈しても、もう1つ前の工程(⑥)を含めたもののみを指す。この部分の仕事を担当するのが、プログラマ(コーディング技術者) 超上流工程(①~③)を担当するのがコンサルタントやシステムアナリスト ④~⑥、あるいは④~⑤を担当するのがSE(システムエンジニア) ・システム作りのプロセス(65-7) -会社全体:経営戦略、システム化の方向性、システム化計画 -業務:要件定義 -システム:システム要件定義、システム方式設計 -ソフトウェア:ソフトウェア要件定義、ソフトウェア方式設計、ソフトウェア詳細設計、ソフトウェアコード作成(プログラミング) ・プログラミングは異文化コミュニケーション:プログラミングとは、常に自分とは違う他者について考え続ける作業(115-7) ・どこまで指示を分解するか(174) -幼稚園の子に「はみがき」という仕事を説明するにはどこまで分解するか ・コンピュータは論理でしか動かない(176) -最後は気合い、と思っているうちは、国際社会で議論もできないし、長時間労働もなくならない ・哲学を含む教養の重要性(197-9) -「やれること」と「やっていいこと」 -哲学とは、当たり前だと思って歯牙にもかけなかったことに目を向ける学問 ・ルール(プロトコル)を作る人間になる(201) -ルール制定は高度なコミュニケーション能力と政治力を駆使する場 -ルールは決める側が圧倒的に有利
雑誌で、文系向けの本としておススメされていたのを見て購入。著者の岡島裕史氏は、中央大学の准教授で、富士総研にいたことも。 感想。 難しいことを、平易な言葉で、わかりやすい文章に置き換えてくれている(プログラミングか)。好きな文章。 後半のプログラミング教育に関する議論には、あまり関心を抱けず。 ...続きを読む 備忘録。 ・ITコンサルのやる上流工程、SE、プログラマーの違いが初めてわかりました。 ・上流工程:悩みを聞く→解決策を立案する→システムで対応するところを抽出→ざっくりした設計図作成 ・SEがやるところ:詳細な設計図の作成→設計図を具体的な指示に細分化 ・プログラマー:指示をコンピュータが理解できるプログラミング言語に翻訳。(こんな簡単に線引きはできないだろうが)
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プログラミング教育はいらない~GAFAで求められる力とは?~
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岡嶋裕史
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