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「家を買うなら五輪後」とまことしやかに語られる東京23区。しかしこの瞬間、大きな変化はすでに起こっていた! 不動産事情に詳しく、多くのベストセラーを抱える著者曰く、「働き方改革」に象徴されるライフスタイルの変化に伴い、住まい探しの絶対的価値基準「沿線ブランド」「都心まで○分」が崩壊。各街の“拠点化”が進んだ先に新たな格差が露呈し始めたという。湾岸タワマン、団地、観光地――。東京で暮らすなら、足元に迫る「街間格差」に今すぐ備えよ!
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Posted by ブクログ
住むのに良い街と資産性のある街は違う、と言いつつ住みたい街は結局資産性のあるエリアな気がするなと思った。23区それぞれの住むならこの街!という章がなかなか面白かった。埋め立て地はイマイチ、交通利便性が良くないところはイマイチなど、大体は自分が思っているような方向性だったが学校に関しての見解は考えた事...続きを読むなかった。 コロナの前に書かれているけれど、コロナでこの本の内容が加速しているイメージ。
テクノロジーの進化や社会構造の変化に伴うライフスタイルの大きな変化により、これまでの住まいの選択基準・価値基準にパラダイムシフトが起き、 自分の確立したライフスタイルにマッチした街を選ぶことが豊かな人生にとって重要となることを説いた1冊。
東京近郊の”街”をテーマとした本を同時期に続けて読んでみました。一つはこの本、もう一つは「東京郊外の生存競争が始まった!」(三浦展著)です。同じテーマでありながらも好対照な内容になっています。「東京郊外~」は社会デザイン研究者である著者による衰退する街の再生策を語る一冊で、著者の”熱量”を感じること...続きを読むができる内容になっています。対して本作は不動産事業プロデューサーである著者ならではの視点でこれからの東京23区の趨勢、いわば”アガる街”はどこかを考察する内容になっています。ただ最終章では「時に別の自治体から、もしくは近くの「街」から人を奪うようなやり方も生じるのかもしれません。」と述べており、この点についての考え方は「東京郊外~」に通じるものがあると感じます。 住まいさがしの材料として読む場合であれば「東京郊外~」は街の”探し方”を考える、本作は今後”買い”の街を探すこととしてすみ分けるものといえるでしょう。ただ、そのどちらにも働き方改革に代表されるような施策を通じて生じるライフスタイルの変化も踏まえる必要がある、という考えはいずれの作品にも共通しているスタンスです。
ラッシュアワー、通勤地獄、職場(ビジネスホテル)に宿泊。こんな概念がなくなるのかもしれませんね。 牧野知弘「街間格差」、2019.1発行。「会社ファースト」の時代が終わり、「通勤利便性」が消失する。これからは、自分の住む「街」で「暮らす」だけでなく、「働く」「遊ぶ」「買い物をする」「寛ぐ」といった...続きを読む生活の多くの要素が求められるようになる。これからの「住まい探し」は、「街探し」の時代に。住みたい街ランキングも、「働き方」から「楽しみ方」が基準に。
今後 ・駅徒歩何分の価値も揺らぐ ・沿線ブランドも接続により崩壊 沿岸タワマン ・建物の価値を維持できる期間短い ・塩害で外壁シール材の劣化激しい 買う借りる基準 ・高台 小山旗の台洗足あたり だが高齢者には不向き? その他 沈む街久我山 相続問題、値段とニーズの乖離で売却きまらない事...続きを読む例 終着駅は人気がない 今後家が一つとは限らない時代になる ・週末だけ郊外 ・夏は北海道冬は沖縄とか
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街間格差 オリンピック後に輝く街、くすむ街
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