神様がくれたピンクの靴

神様がくれたピンクの靴

1,540円 (税込)

7pt

3.5

どうして車椅子のお年寄りが、歩けるようになったのだろうか。
『日本でいちばん大切にしたい会社』掲載企業・徳武産業の心に染み入るエピソード。

徳武産業の十河さんが「あゆみシューズ」の開発を決意したのは、
早くに亡くなったお母さんへの思いからでした。
奥さんのヒロ子さんと試行錯誤の末に「お年寄りが本当に喜んでくれる靴」の開発に成功。
お年寄りが届いた靴を寝るときに枕元に置いて「この歳でこんなピンクの靴をはけるなんて。
神様がくれたピンクの靴…」などのメッセージが寄せられるようになりました。
お年寄りからのメッセージの数々、お客様にも社員にもとことんやさしい徳武産業の物語です。

【日本初パーツオーダー】
徳武産業は、日本で初めて片方だけの販売や、左右サイズ違いの靴の販売を行った会社です。
お年寄りや障がいのある人の中には、足や体の状態によって片方だけが痛んだり、
左右の足の大きさが異なる人もいます。
そうした人々の要望に応えて、業愛の常識を破る片方、左右サイズ違い販売に踏み切ったのです。

【困っているお年寄りの方の役に立ちたい】
この靴の製造を始めた当初、十河さんたちは靴に関して、全くの素人でした。
そんな十河さんたちがなぜケアシューズの製造に踏み切ったのか。
これからこのお話を始めることにしましょう。


■目次

●第1章 「とんでもない考え」から生まれたこと

●第2章 この靴を枕元に置いて寝ています

●第3章 だからみんなキラキラできる

●第4章 もっと「ありがとう」をいただきたい

●第5章 誰もが幸せな会社をつくるために
・原点は家族で始めた手袋の内職
・24歳で韓国の工場長に就任し、未知の世界へ
・反日運動が激化しても工場は平穏だった
・重利さんから徳武産業の継承を打診される
・お世話になった方々や取引先への恩返し
・6対4のフェアな競争でみなが幸せになれる
・特許をとらず、恩恵は全員に
・理念と利益の両立を求め


●【発刊に寄せて】坂本光司

■著者 佐藤和夫
1952年北海道生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後。出版社勤務。
経営雑誌編集長、社団法人事務局長などを経て出版社設立。2000社を超える企業取材を通して、
人間としての経営者と企業経営のあり方を洞察してきた。現在「人をたいせつにする経営学会」常任理事。一般社団法人「豊島いい会社づくり推進会」会長。「日本で一番大切にしたい会社」大賞 審査委員。株式会社あさ出版代表取締役。

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神様がくれたピンクの靴 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2020年11月16日

    会社の上司からお借りした本。
    とても読みやすくて、良かった。

    会社経営の本だけれど、内容は生き方について書かれた本。

    喜ばれることを喜びとする

    私もこの言葉を大切に、生きていきたい。

    0

    Posted by ブクログ 2019年04月15日

     リハビリシューズ 徳武産業株式会社


     このような会社がもっともっとこの国に増えるように我々消費者からして考え直さなければいけないのかもしれない。

    0

神様がくれたピンクの靴 の詳細情報

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