ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ

ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ

1,223円 (税込)

6pt

「生きることって結局は楽しいんだよ」
音楽と娘と自分の人生を真摯に愛する規格外な母リョウコの
まるで朝ドラのような人生!
******
「リョウコ」とは、漫画家・ヤマザキマリの今年で86歳になる「規格外」な母親のこと。
昭和35年、リョウコが27歳の時、勝手に仕事を辞め、新設された札幌交響楽団で
音楽をやるため、半ば勘当状態で家を飛び出した。
新天地・北海道で理解者となる男性と出会い結婚するものの早逝され、
シングルマザーとしてふたりの幼い娘を抱えることとなる。

戦後、まだまだ女性が仕事を持つのが難しかった時代。
ヴィオラの演奏家という職業を選び、家族を守るために、大好きな音楽を演奏するために、
リョウコが選んだ道は平坦ではなかった。鼻息粗く自分の選んだ道を邁進し、
ボーダレスな家庭の中で子供を育てあげた破天荒・母リョウコの人生を、娘マリが語る。

見本となるような「いい母親」ではなかったけれど、
音楽と家族を愛し、自分の人生を全うする、ぶれないリョウコから
娘マリが学んだ、人生において大切なこととは?
昭和を駆け抜けたリョウコの波瀾万丈な人生!

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ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「白鳥の群れが頭の上を飛んでいった、感動的だった。北海道って素晴らしい、やっぱりここに移住してよかったよ」

    そんな時私は

    「北海道、リョウコにパワーを与え続けてくれてありがとう、彼女を支え続けてくれてありがとう」

    私は70歳をすぎた祖母が、中庭の梅の木に止まっていた蝉を素手で捕まえた瞬間を見た

    1
    2023年03月18日

    Posted by ブクログ

    破天荒な家族の肖像、ってジャンル、大好きなんですよね。
    そんな人がいるんだー、と驚きつつ、なぜか全然関係ない私まで元気をもらえる不思議。
    この本も、とってもおもしろかった。元気もらいました。

    リョウコさん、驚くほどすべてにおいて言動が一貫していて、恐ろしく素敵な方だなぁ。
    夫に先立たれて、一人で子

    1
    2022年05月26日

    Posted by ブクログ

    ちょっと一風変わった母親を持った身としては、分かりみが深すぎて、抱腹絶倒しながら読むことを禁じ得ない、しかも本当に、愛に溢れた書。

    普通の人と違うことをするから、変人扱いされることが多いんだけど、変わらぬ自分なりの信念を持っていて、愛情は誰よりも深い。
    あとがきで、少し認知症が進行してきたから、こ

    0
    2024年02月15日

    Posted by ブクログ

    ヤマザキマリさんがどうやって育てられたのかが気になり読みました。
    破天荒でいわゆる「母親業」をしていないけれど、生きていく上で大切なことはちゃんと伝わるんだなぁと思いました。
    お母さんと一言で言っても、本当に十人十色。
    正解なんてないし、そんなことにこだわる必要もないと感じました。

    0
    2023年12月02日

    Posted by ブクログ

    友人に薦められて読んだけど、面白くて1日で読み終わってしまった。いろんか家族の形があって正解なんだなと気持ちよく思った。

    何かに楽しく打ち込んでいる人は周りもそうなりたいという気持ちにさせるし、応援もしたくなる。世界のどこにいっても生きていけると思えるのはすごい財産だと思う。

    おススメです。

    0
    2022年02月25日

    Posted by ブクログ

    【読み終わって感じたこと】
    常に何かに挑戦し続け、自分の人生を存分に楽しむリョウコの姿にものすごく魅了された。私もリョウコのように、好きなことを貫く人間になりたい!そしてその姿を子供に示すことのできる母親になりたい!と思った。

    【印象に残ったシーン】
    第三章「子供の世界は学校だけじゃない」
    学校を

    0
    2022年01月13日

    k

    購入済み

    勇気をもらいました。

    0
    2019年09月30日

    Posted by ブクログ

    昭和40年代に、しかも雪深い北海道で、母子で生活するのはどんなに大変だったろうと思う。
    いつも留守の母親。寄り添う姉妹。親戚に預けられる肩身の狭さ・・・なんて、書いていると悲惨かと思いきや、大人になったマリさんは、母の生き方に、どれだけ自分が救われたかを思って、この本を書かれたのだと思うのです。(い

    0
    2023年08月13日

    Posted by ブクログ

    漫画家・ヤマザキマリさんの破天荒な母リョウコについての本。

    何の予備知識もなしに読んだけど、こんな風に子どもの自主性を育てる自由な子育てができたらいいなーと思った。

    心に残ったフレーズ
    ・親というものは、子供にとって、まず強く生きる人間の手本だと思うし、手放しでも子供がしっかり育っていけること、

    0
    2024年02月20日

    Posted by ブクログ

    「ヤマザキマリは一代にしてならず」「この親にしてこの子あり」という感じの本であった。
    リョウコさんはすごい人だった。世間や周囲にとらわれず、自分の信じた道をまっすぐ生きる強さ、潔さ。真似はできないにしても、何かに行き詰まった時は、リョウコさんを思い出したい。

    0
    2023年11月23日

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