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「今は昔と違って死が身近でなく、経験値がありません。親しい人の死に接することで積めたはずの経験がありませんから、あらかじめ少し学んでおく必要があります。」――死の間際、人の体と心はどう変わるのか? 自宅での看取りに必要なことは? 現役看護師の女性僧侶が語る、平穏で幸福な在宅死を迎える方法と、残される家族に必要な心の準備。
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Posted by ブクログ
よい本に出会った。「治療せずに死ぬという選択肢」は医療現場にはないのだろう。終末医療や緩和ケアにどうしても目が向いてしまうが、ゆっくりと着地するために宗教の力は必要かもしれない。明日があることか確信できる若い世代にはこの本はわからないかもしれないが、親を看取り、自分の番が近づく年齢の私にはとても心に...続きを読む迫った。
死を考える
死に向かっている人の 体の変化が書かれている。全くの自然死が花が枯れていくように楽に綺麗に死ねることなど ご主人を自宅で看取られた体験を看護師の目、妻の目で書かれている。本人の希望通りに死を迎えさせることは 側で看ている家族には辛いことだとも書かれている。この本を読んで 自分の死の迎え方をはっきりと...続きを読むさせておかなくてはならないと再認識した。
「なぜ死ぬのだろうか」「どれぐらい生きていられるのだろうか」「私の人生は何だったのだろうか」といった、答えのない問いをスピリチュアルペインと呼ぶのだそうだ。私の老母がよく言っているフレーズだ。どう対応したらよいのか。。。考えたい人にお勧めしたい一冊だ。
人が自然に死んでいく姿をかたっていましたね。そうなんだと、すごくためになりました。 当時はつらかったのでしょうね・・・・・
死というものが身近でない今、看護師であり僧侶でもあり、また家族を自宅で看取った筆者の語りは抵抗なく理解しやすい文章。 自分は今年初めて身近な死を経験し、そのときは戸惑うばかりだったので、臨床宗教師と関わっていればまた違っていたのかなと思う。 これからの日本にあった、良い仕組みができればと願います...続きを読む。
知り合いが難治の病を宣告されたことから,どのように接すればいいのか考えていたところに出会った本。人がどのように死んでいくのか,どう対応すればいいのかを教えてもらえた。
誰にでも等しく公平に訪れる死というものに、正面から向き合う事は非常に大事な事です。看護師であり、僧侶でもある玉置さんが、死にゆく人、看取る人の心身に何が起こるのか、教えていただけます。 超高齢化社会への到来が迫る今、QOD(クオリティ・オブ・デス)は大切だと思います。
死のケアはついつい避けたくなる事柄だがいつかは直面しなければならないこと。 それは自分自身の死、ということかもしれないし近親者の̪死という事かもしれない。 著者はスピリチュアルなケアをしながら、本人と本人の死、そのあとの家族のグリーフケアまで担当する。これからの多死社会には必須の人だ。 ...続きを読む 「アドバイスをせず、ひたすら相手の話を聞くこと」 「ピンピンコロリも良いけれどそれは近しい人にお別れをする時間もないということ」 など現場を踏んだ方でなければわからないことが多数盛り込まれていた。 治療をして延命する人も、上手くいかず寿命を縮めるように亡くなる人もいる。「それを含めて天命、上の人のご意思」と。 よく死ぬことはよく生きることが前提、というのもうなずけた。
積読→今年1月ようやく読み始めてから、 ずっと持ち歩いてた本。 待ち時間用だったんだけど、つい携帯ばっかり見てたからね…
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死にゆく人の心に寄りそう~医療と宗教の間のケア~
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玉置妙憂
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