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30年前の誘拐事件を追う木立省吾は、容疑者の娘・江藤早百合を見つけたことから、被害者の兄・白川一希に接触を図る。一希の曖昧な記憶と葛藤の奥に潜む、衝撃の結末とは――静かに迫りくるヒューマンサスペンス!
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Posted by ブクログ
映画の監督をされた 甲斐さやかさんが 書かれているので まるで 映画のシーンを見ているように 目に浮かぶような描写です 特に 北国の激しい雪の描写がすごい 雪の重みまで伝わってくるようです
2月公開映画の原作本。 30年前ある村で雪が降り続く中、一人の少年が忽然と姿を消してしまう。 その少年・卓巳の兄である白川一希が、誘拐事件を追う記者の木立省吾と、容疑者の娘である江藤早百合と接点を持つ事で曖昧だった記憶が明らかになって行く。 165ページと言う少ない文字数の為、登場人物達の細か...続きを読むな設定や、少年時代の心理描写などが少なく、ラストに明かされる真実に驚きはするもののストンと落ちないのが残念だ。 早百合の母親の江藤早奈江についても、もっと掘り下げて欲しかった。 雪で覆われた閉塞感とほの暗さを感じたサスペンス小説。
映画を観た流れで原作を読んだので、イメージが湧き易かったです。原作から入ると、ちょっと難しいかなと思います。原作読まれた方は是非映画の鑑賞をオススメします。 映画だけでは捉えきれなかった関係性なども原作で補完できましたので、満足です。終盤以外はほぼ原作=映画な作りなので、非常に読み易かったです。 ...続きを読む 終盤の一希の は何とも悲しかったなぁ。
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