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日本料理とは何か。その本質を、稀代の日本料理人が料理人志望者に講義するスタイルで明らかにしていく傑作エッセイ。料理の仕組みがわかれば、その楽しみ方も倍増すること請け合い。料理ファン必携!
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Posted by ブクログ
料亭「青柳」の店主・料理人です。 この方の言うことは半端じゃありません。一つ一つが深く深くうなづくものです。
日本料理に対する考えというか見方が変わって、これからはもっと料理に目を向けてそこからいろんなものを吸収していきたいような気にさせてくれます。
面白かった。自分で料理することなど全くなかった自分にとって、未知のことばかりですごく楽しかった。これからも自分で料理することなどはほとんどないと思うが、料理を味わうための「お勉強」ができたような気持ちになる本だった。 個人的な話しながら、「料理」なるものを味わえるようになったのはこの1年。それまで...続きを読むは好き嫌いばかりでジャンクフードしか食べられなかった。心臓を痛めて入院し、退院してきたらなんたることか好き嫌いがなくなり、すべてのものをおいしく頂ける身体に変わってしまっていたのだった。 そんな身体になってくれば、やはり料理をつくる人の素材への拘りなどについても知りたくなってくる。あるいは自分で感じる美味い不味いの感覚を「理屈化」してみたくもなる。間違った用法なのかもしれないけれど、本書はそのような読者にも十分役立つ内容を示してくれている。 食を楽しめるようになった今、「心臓病で入院したのは儲けものだった」などと言ってる。その流れで、本書に出会えたのもすごく幸せだ。ますます食が楽しくなるのは間違いない。 余談:読み終えて同じ著者の本をまとめて注文したり、あるいは本書の中に登場した本を購入してみれば、あっという間に1万円以上の買い物になっていた。要注意(笑)。
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