セミオーシス

セミオーシス

1,166円 (税込)

5pt

4.0

2060年代、人類の一部は惑星パックスに植民を開始した。だが植物学者のオクタビオは、この星の植物が知性を持ち人類を敵対的だと判断すると排除されてしまうことを知った。人間が生き残るためには、植物との意思疎通と共生が不可欠なのだ──。7世代100年以上にわたる植民コロニーの盛衰と、植物との初めての接触(ファースト・コンタクト)の物語。解説収録/七瀬由惟

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セミオーシス のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    SF。ファーストコンタクト。植物。
    一章ごとに世代が変わり、各章のテーマも異なるような構成が特徴的。
    未知の惑星の調査から始まり、反乱、殺人、冒険、交流、戦闘と、波瀾万丈の年代記。
    解説にあるように、特定の主人公を設定せず、惑星の生態系全体を俯瞰するように読むと、人類・植物・他種族それぞれの物語があ

    0
    2022年02月21日

    Posted by ブクログ

    年末から読み始めて今までかかっちゃったけど、素晴らしい読書体験…2022の初SF。
    腐敗した地球を離れた、《パックス》…平和…への入植者の7世代100年を描くのですが、断片的でときどき置いていかれながら、それぞれの進歩と夢とに導かれ。
    ファーストコンタクトものでもあって、それが、えーと植物とはねえ。

    0
    2022年01月21日

    Posted by ブクログ

    地球を出て別の星へ移住する。聞いたことのある設定だけど、詳細は初めての出会いだった。植物にそのままの生体の中で意識があったらこんなふうかもしれない。でも一体どの部分で考えてるのだろう?どうやって分子構造を変化させてるんだろう?等々思いながらも最後はそういうものだと思うことにした。未知の世界観はとても

    0
    2019年02月27日

    Posted by ブクログ

    地球を出た数十人がたどり着いた星は、地球より10億年古い星で地上の多くが植物相に覆われていた。そしてそこには、知性を持った植物がいた。
    人は、電気信号という物理変化による思考だが、ここの植物は、科学変化による思考。なるほど、面白いなぁ。思考スピードには難がありそうだが、複合的に思考出来そうな気もする

    0
    2024年02月23日

    Posted by ブクログ

    約100年にわたる惑星の入植年代記を綴ったSF小説。翻訳の酷さと(おそらく)原文の拙い描写により、非常に読みにくく、話が頭に入ってきづらいと感じたことが結構あったが、後半からは話が動き出し、最終的にはまあまあ面白いと感じた。知性ある植物と、地球人、異星人の7世代に渡る交流だが、序盤のストーリーをもう

    0
    2022年03月13日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「地球の長い午後」を彷彿させる物語。だか、この長い本編は色々な顔をみせる。
    環境破壊、戦争などで地球を捨てて、この惑星にたどり着いた第一世代。着陸時の失敗で彼らは便利な物資を宇宙空間に取り残しており、ほぼ丸裸の状態から、この惑星で生活することになる。

    ここから始まり物語は、ファーストコンタクトや

    0
    2019年08月11日

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