伝達の整理学

伝達の整理学

605円 (税込)

3pt

4.2

日本人は思考の伝達が苦手である。ことばの読み書き偏重、知識を自分の頭に詰め込むことばかりに熱心で、自分の考えをどう深め、どう伝えるかを考えていない。AIが人間を脅かしているいま、人間にとって大事なのは思考の整理と並んで、ことばの伝達とその整理学である。教育のあり方、知的生活のあり方などをめぐって今も精力的に発言を続ける知の巨人が満を持して放つ、待望の文庫書き下ろし。

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伝達の整理学 のユーザーレビュー

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    購入済み

    この年になって、初めてじっくりと外山滋比古さんの著作を読みました。外山さんが亡くなったとの報道がきっかけでした。数冊今読みかけの本ががあります。多少時代が感じられる記述もありますが、中身そのものに影響はありません。考えるヒントがあちらこちらにあり、まさしく目から鱗が落ちる思いです。若い頃にもっと読ん

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    2021年01月09日

    Posted by ブクログ

    【伝達の整理学を読んで】
    言わずと知れた名著「思考の整理学」を著した外山滋比古先生による一冊。

    コトバには、「読む・書く・話す・聞く」の4つの側面があり、外山先生はこれを「大きなコトバ」と表現します。
    この中でも日本は「読む・書く」という「小さなコトバ」に重点を置いて教育してきたということです。

    0
    2020年09月01日

    Posted by ブクログ

    世の中のありとあらゆる伝達、伝えることに焦点を当てて書かれた本。外山滋比古さんの本は本当に勉強になるし新しく気づかされることが多くてためになるなとおもいます。
    特に、情報や言葉の受け手と送り手に関すること。日本人は基本的に送り手優位な部分が目立っていたが時代とともにそうでも無くなってきていること。そ

    0
    2019年05月12日

    Posted by ブクログ

    日本の国語教育は『「読み・書き」偏重、「聞く・話す」軽視』との指摘はもっともだと思う。
    「書き」も二つの仮名と漢字を覚えることに主眼が置かれ、伝わる書き方については学ぶ機会がほとんどないように感じる。
    大人になって、どうやれば相手に伝わるだろう?と考えながら話す内容を考えるようになった。こういうこと

    0
    2020年12月13日

    Posted by ブクログ

    難しかった。日本人は読み書きが主体の教育で、相手に伝えるのが苦手。確かに苦手。もっと意識したい。本や新聞、テレビなどから得る情報について、受け手として単に知識として詰め込むのではなくそれを受けて何を感じるか学ぶかということが大事かな。

    0
    2019年10月20日

    Posted by ブクログ

    読み書き中心の教育を受けてきたからか、どうも理解しづらいところがあった。
    思考の整理学と重なる部分もあり、両方同時期に読んだため、繰り返されるところはなるほど、と、感じ、思考を整理して実践していきたい。

    0
    2019年03月25日

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