都市空間の明治維新 ──江戸から東京への大転換

都市空間の明治維新 ──江戸から東京への大転換

825円 (税込)

4pt

4.0

かつて「江戸」と呼ばれた都市は、どのような過程で「東京」となったのか? そして、そのとき、人びととその暮らしぶりにはどのような変化が起こったのか? 京都からの遷都、煉瓦街計画、武家地の転用、貧富分離策の展開、新開町の誕生など都市空間の変容をつぶさに考察し、また元幕臣や町人、さらには維新変革を機に歴史の表舞台にあらわれた「謎の新地主」など、そこに生きた人びとの痕跡をたどる。150年前、その都市では何が起こっていたのか? 史料と地図類を丹念にたぐり、首都への大転換に迫る。

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都市空間の明治維新 ──江戸から東京への大転換 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    明治が始まって数年間に起きた、明治政府による東京大改造を解説した本。江戸時代の首都である江戸を明治国家の首都である東京にするためには武家屋敷をどけたりしないといけないのですが、理想は皇居周辺の土地を接収してそこを官庁街などにするつもりが、様々な要因で一筋縄ではいかなかったのが判ります。とはいえ、広大

    0
    2019年06月10日

    Posted by ブクログ

    単行本『江戸・東京の都市史』を新書向けに加筆・リライトした本書、江戸から明治へと変わる時代の転換期に、江戸が東京へと変貌していく様を、各種行政資料、文字記録、写真、古地図などをベースに考察していく。

    江戸時代、大半が武家地だった江戸が、どのように開発され、近代文学に出てくるような芝や下谷、神田とい

    0
    2019年05月10日

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