何があってもおかしくない

何があってもおかしくない

生まれ育った田舎町を離れて、都会で作家として名をなしたルーシー・バートン。17年ぶりに帰郷することになった彼女と、その周囲の人々を描いた短篇9篇を収録。卓越した短篇集に与えられるストーリー賞を受賞した、ピュリッツァー賞作家ストラウトの最新作!

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何があってもおかしくない のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    『私の名前はルーシー・バートン』の対になる続編。あちらが故郷を捨てる話なら、こちらは故郷に留まる人たちの話。17年ぶりに故郷に帰ってきたルーシーに、姉のヴィッキーが劣等感をぶつける話「妹」がよかった。「ルーシー・バートン」でルーシーが感じた博愛的、やや自己陶酔的な優しさに、ヴィッキーは容赦なく冷や水

    0
    2024年05月23日

    Posted by ブクログ

    ストラウトの作品の中で最も好きな小説となった。
    今まで読んだ本のベスト10にも入りそう。
    なんて作家なんだろう!エリザベス・ストラウト。
    ストラウトを好きな全ての人と語りたい気分になるほど。

    まず、「標識」がいい。
    いきなり持って行かれた。

    それから、「妹」。
    これは、また。
    口紅をしたヴィッキ

    0
    2024年05月20日

    Posted by ブクログ

    アメリカの田舎の人たちの生き方が丁寧に描かれていた。
    淡々としていながら、クライマックスが訪れたり、少しずつ繋がっていたりする。

    0
    2019年05月25日

    Posted by ブクログ

    著者の前著「私の名前はルーシー・バートン」のスピンオフのような短編集で,ルーシー・バートンと何らかの繋がりがある人(あるいは,さらにそこから孫繋がりしている人)達9人それぞれが主人公の9つの短編からなる.
    自分もそうなのだが「私の名前はルーシー・バートン」を読んでいなくても全く支障は無い.
    この主人

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    2019年03月17日

    Posted by ブクログ

    ある人物やものごとを 異なった視点から見ると違う景色が見えてくるという話が好きなのだが、それを畳みかけてくる連作短編集。登場人物が言わば数珠つなぎになって、新しい人格を持つ者として姿を表すと、その都度ハッとさせられる。変な人ばかりとも言えるが、本人はそうは思っていないこともある。平凡な人々にもそれぞ

    0
    2019年01月15日

    Posted by ブクログ

    前作「私の名前はルーシーバートン」の登場人物を主人公にした連作短編。登場人物が多く2代に渡るので途中こんがらがってしまった。 しかし名作であり心に残る作品だった。最後に出てくる主人公が無意識に死を感じたのか、あやまりたい、と言う思いが強くなっていく。対象はない。共感する。人生振り返ってあやまりたいと

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    2023年05月09日

    Posted by ブクログ

    読む順番として
    著者の前著「私の名前はルーシー・バートン」は
    今回の作品読後に読みたかったなと残念な気分になりました。

    0
    2021年02月22日

    Posted by ブクログ

    人生について考えさせられる一冊。表面的なことでは、何も分からないし分かったつもりになる事さえ罪の様な気がする。

    0
    2020年04月25日

    Posted by ブクログ

    何気ない日常
    どーってことない生活
    その中にあるちょっとしたこと
    ホントになにがあってもおかしくない

    0
    2019年05月23日

    Posted by ブクログ

    しっかり二度読み返した。とはいえ難しい話ではない。各篇に一人の話者がいて、ほとんどモノローグで、自分とそのすぐ近くにいる人々について語る、ただそれだけの話だ。特に何があるというわけでもない。貧しい暮らしを送ってきた中西部、イリノイの田舎町の人々の話である。田舎町の常として、人々はほとんどが知り合いで

    0
    2019年01月19日

何があってもおかしくない の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    早川書房
  • ページ数
    328ページ
  • 電子版発売日
    2018年12月15日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

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