ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
トランプ大統領就任以来、国際協調を無視して自国利益第一で世界をかき乱す「米国問題」と“紅い資本主義”のもと、異質な経済秩序で超大国化する「中国問題」への解決策とは? そして、近年、この問題化する両大国は、秩序を巡ってつばぜり合いをする長く厳しい「経済冷戦」に突入し、日本も対応を迫られると著者は説く。鉄鋼摩擦、自動車摩擦などを経験し、元日米交渉担当者を務めた“貿易のプロ”による緊急提言!
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
事前交渉があってもトランプ大統領との交渉が全て。 日米中欧。世界を俯瞰した視点は参考になる。著者のwebサイトも気になる。
中国のしたたかさがよくわかる内容です。 【紅い資本主義】と称される市場原理とは、不公正な手段で国外からハイテク技術を入手し、国家(中国共産党)が巨額の資金援助をして産業の育成、支配を広げる。 一方、トランプ政権の対中国基本理念は、「中国は通貨操作、違法な輸出補助金、知的財産権侵害による自国製造基盤強...続きを読む化と不公正な自国市場保護政策によって、軍事力強化を行っている」(ナバロ報告書)とし、あくまで今は軍事力が米国を凌駕するまでの潜伏期との認識。 もちろん、この認識は正しく中国「国家サイバー戦略」では経済的スパイ活動や10万人以上のサイバー戦士によるハッキングによる軍事機密アクセスなど国家ぐるみで行っている。 事程左様に、中国は共産党下での《保護主義のデパート》なのに、トランプ大統領の自国ファーストでの保護主義的発言を批判し、なんと保護主義大国が自由貿易の重要性を訴えるという笑えない状態が出現している。 地球温暖化対策でも、先進国では二酸化炭素排出規制が総量目標なのに対し、なぜか排出量世界一の中国だけはGDP当たりの排出量削減目標となり、経済成長すれば全然痛みを伴わないという恩恵を受けている。 中国は技術を有する外国企業を買収し、国内操業する外国企業には技術移転を強要し、国外から不公正に入手した外国技術を国産化する、そしてその先にある軍産複合体という国家目標に突き進む。 民間企業の中国進出の危険性は、昔から指摘されていたにもかかわらず、巨大な中国市場という目先の損得だけで毒饅頭に手を出す経営者は後を絶たない。しかも、日本経済界リーダーでさえ、未だに脱中国に切り替われないという体たらく。ニトリ社長などは既に魂も売った様です。 中国との経済的繋がり=技術流出=軍事力増強という流れが、最終的には日本侵略へと向かうことが想像できない能天気。 一帯一路構想でも、対象国には中国製品をそのまま輸出出来る様に標準化協力(暗にネット企業のバイドゥ、アリババ、テンセントなどのデジタルプラットフォーム)の覚書を締結させるなど抜かりがない。 なりふり構わず国家ぐるみで対抗する中国に対し、日本政府の戦略性、先見性、決断力の無さは犯罪レベルです。国民のための仕事をしない国会議員はLGBTで無駄な対立を煽り、移民政策で治安を悪くし、税収を国民に還元せず補助金という名目で国家支出を増やし、財務省に言われるがまま増税を目指す。また本来危険視すべき中国人を税金を使って迎い入れ、土地は一方的に買われ、駅名も中国語(韓国語も)表示など、有事の際の侵略者への優しさに溢れている。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
暴走トランプと独裁の習近平に、どう立ち向かうか?
新刊情報をお知らせします。
細川昌彦
フォロー機能について
「光文社新書」の最新刊一覧へ
「社会・政治」無料一覧へ
「社会・政治」ランキングの一覧へ
これでいいのか? 日本の大学
「細川昌彦」のこれもおすすめ一覧へ
▲暴走トランプと独裁の習近平に、どう立ち向かうか? ページトップヘ