柄谷行人論 ──〈他者〉のゆくえ

柄谷行人論 ──〈他者〉のゆくえ

1,595円 (税込)

7pt

3.5

自己の実存感覚に発する犀利な文芸批評に始まり、やがてシステムの外部へと目を向け、新たな交換様式論をベースに世界史の構造を探究するに至る──。日本の戦後思想においてたぐいまれな軌跡を残し続けている思想家・柄谷行人の核心を、本書は初めて析出し、その思想史的位置づけを試みる。〈他者〉をめぐる思考は果たしてどこへ辿り着くのか。画期的モノグラフがついに誕生!

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柄谷行人論 ──〈他者〉のゆくえ のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2019年07月25日

     柄谷行人は、漱石にはじまって、いろんな人を論じてきたのに、柄谷を論じる人がいなかった。本格的に柄谷を論じて、面白い。

    0

    Posted by ブクログ 2017年11月30日

    日本における「現代思想」の最前線に立ち続けてきた柄谷行人の思想を、クリアに論じている本です。

    「あとがき」で著者は、「柄谷行人を日本戦後思想史のなかに位置づけてみる」ことをめざすという、やや泥臭いと思われるような課題をみずからに課したと述べています。そしてじっさい本書では、『畏怖する人間』や『意味...続きを読む

    0

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