チェコSF短編小説集

チェコSF短編小説集

二つの大戦、社会主義政権の樹立、プラハの春とチェコ事件、そしてビロード革命――。激動の歴史を背景に中欧の小国チェコで育まれてきたSF。ハクスリー、オーウェル以前に私家版で出版されたディストピア小説から、J.G.バラードやブラッドベリにインスパイアされた作品まで、チェコSF界の最高峰〈カレル・チャペック賞〉受賞作を含む本邦初訳の傑作11編。

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チェコSF短編小説集 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    タイトルの通り、チェコのSF作品11編を集めた短篇集。
    最も古い作品が1912年、最も新しい作品が2000年に発表されている。
    チェコスロバキアからチェコとスロバキアが分離したのが1993年なので、全11編中10編はチェコスロバキア時代の作品になっている。

    チェコの作家といえば、カレル・チャペック

    0
    2019年08月10日

    Posted by ブクログ

    チェコのSFを日本で読めるのは本当にありがたいのだけど、正直翻訳があまりうまくいってないものが多い。でももっと読みたいのでがんばってください。

    0
    2019年01月29日

    Posted by ブクログ

    SF。短編集。
    チェコのSFといえば、チャペックの名前だけしか知らず、何の印象もないまま読む。
    ハードな作品と、ブラックでコミカルな作品のどちらか、という感じ。
    ハードめだと「デセプション・ベイの化け物」「オオカミ男」、軽めの作品だと「大洪水」「クレー射撃にみたてた月飛行」が好き。
    派手な作品はなか

    0
    2023年06月04日

    Posted by ブクログ

    SFやっぱり好きだわ〜という気分になりました。
    「アゴニーにて」とか「終わりよければすべてよし」が楽しかった。

    0
    2021年09月02日

    Posted by ブクログ

    古くは戦前(20世紀前半)から、
    最も新しいものは2000年に発表された
    チェコのSF小説を精選したオムニバス短編集、
    但し、中編小説の抜粋版を含む、全11編。
    全体主義への批判・諷刺の色が濃いのも、
    歴史を振り返れば当然か。
    読み応えは充分だったが、
    意外に「おぉっ」とのけ反るような驚きは少なかっ

    0
    2018年10月24日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    20世紀チェコのSF短編が集められており、作者についての紹介もあって
    単純な読み物というだけでなくSFに関する資料でもある
    個人的に一番好きだったのは『オーストリアの税関』。
    ちょっとダークで、しかし現実離れした淡々とした語り口で印象に残る。

    0
    2020年12月02日

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