帝王の誤算 小説 世界最大の広告代理店を創った男

帝王の誤算 小説 世界最大の広告代理店を創った男

1,870円 (税込)

9pt

4.4

日本最大の広告代理店「連広」の常務に就任した城田毅は、その存在感を示すべく、さまざまな事業の指揮をとる。各業界のトップ企業の広告独占、広告第二位「弘朋社」への圧力など、手段を選ばず強行した。一方、過労死した連広社員の妻だった真美は、「思いやり雇用」制度によって連広に入社し、城田の秘書となった。真美は「この会社に夫は殺されたのだ」と憎悪の心を持って、夫の死の真相解明に乗り出す。しかし城田の間近で働くうち、やがて彼の魅力にも惹かれていく。城田は「帝王」として君臨し、やがて社長に就任するが、後継者として育てた腹心の裏切りに直面する……。

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帝王の誤算 小説 世界最大の広告代理店を創った男 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    1980年から2016年まで、大手広告代理店で36年間働いた著者が、小説として電通(本では連広)を描く。電通の現実の中から、小説にするのだが、あまりにも生々しい。電通はブラック企業と言われているが、なぜブラック企業になり得たのかということがよく理解できる。
    「連広」の常務に就任した城田毅は、実在のモ

    0
    2021年07月18日

    Posted by ブクログ

    電通とメディア、広告について理解が深まった

    日本を作り上げてきた大きなイベントに電通ありという広告と電通の影響度の大きさを知ることができた

    0
    2020年01月26日

    Posted by ブクログ

    実名こそ使っていないが、それとわかる名前を出してリアリティを醸し出す、自称フィクションですが、おそらく限りなくノンフィクションといえる内容なのでしょう。
    業界の暴露本としても読めますが、きちんと小説として面白い、後半読んでいて不覚にも泣きそうになる箇所があった。
    とにかく会話にリアリティがあり、役員

    0
    2019年12月17日

    Posted by ブクログ

    実際の社名や商品名が、頭の中に浮かんでしまって、少し困りましたが、内容としてはお勧めの本です!
    広告業界の歴史を知る上でも外せない本です。
    こんな事あったなぁと思いながら読んでいました。

    タイトルは「誤算」ですが、読みかたによっては別の解釈もあるのではないでしょうか?

    0
    2019年03月05日

    Posted by ブクログ

    新たな経済小説家の誕生である。CMや新聞・雑誌広告を作っているのが広告業界かと思いきや、その練金方法の裾野は広く、経済成長やオリンピック等の大きなイベントを巻き込んでいく。時代の成熟化とともに広告の媒体や社員の働き方も変わっていき、それに対応すべく試行錯誤する企業の姿が描かれている。
    鷹匠氏が二作目

    0
    2018年11月18日

    Posted by ブクログ

    いかにもエンタメ小説のタイトル。中身は小説ゆえ
    脚色はあるだろうが、そのベースのほとんどは著者自身が
    博報堂の社員だっただけに業界に明るく、周辺取材も
    丹念に行っており、リアリティに富んでいる。
    これをノンフィクションでやれば物議を醸し、
    帯には「電通の黒歴史を暴露!」になってただろう。

    さて本書

    0
    2018年11月01日

    Posted by ブクログ

    「連広」(≒○通)という超大手広告代理店の小説。小説だから全部本当ではないにせよ、なかなかえげつない。
    主人公(というか。過労死した社員の妻)の設定がなんとなく不要だったと思う。普通に秘書でよかったんじゃないか。

    0
    2022年07月10日

    Posted by ブクログ

    なにか事件があるとネットでは広告代理店陰謀論、っていうか裏で糸引いているのは電通、という噂が飛び交いユダヤ陰謀論、フリーメイソン陰謀論に勝るとも劣らない影の支配者とされる会社をテーマにしたノンフィクションでもないフィクションでもないモデル小説です。たぶん書かれているストーリーは実話ベースなんでしょう

    0
    2019年12月16日

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