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Posted by ブクログ 2021年04月04日
日本史あまり知らないので、面白そうだと読んでみた。
マクロよりの章より、ミクロ、経営系のが断然面白く読める(理解度の違い)。
インセンティブを扱う2章では、現古河電工の鈴木恒三郎の改革が取り上げられる(模範工場)。で、当時温情主義というのがあって、彼はその代表格。工場経営に福利厚生。いわく、食堂や...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年02月15日
普段仕事をする中で自身の経済に関する教養不足に漠然と不安になるシーンがあり、勉強する上でとっつきやすそうと思い本書を手に取りました。
経済学に関する説明としては2章にあった「集団の行動原理を分析・整理することで制度設計等に活用するためのもの」がしっくりきました。
よってインセンティブ(自発的行動を誘...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月23日
興味深い内容でした。
洗練されているとばかり思っていた現代のエコシステムは、過去から地続きで発展してきた途上の地点でしかなかったことに気づけた点は非常に勉強になりました。
そして、過去の賢人や為政者の思考と施策を学ぶことで、今私たちの生活が膨大な智恵と試行錯誤の上に成り立っていることにも気づきま...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月20日
経済のしくみを歴史的要素をテーマにして理解を試みる一冊。大学の授業を本にしたようなもの。なつかしい。
貨幣の経済学についてのところが興味深かった。
もともと奈良時代の中央集権制にしたころは皇朝十二銭など自国で通貨を発行しようとしたから、中国銭は使用禁止にしようとした。
しかし、中世になっても...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年06月02日
貨幣の一般的受容性=宋銭が流通した理由。
荘園制の成立→朝廷のリストラ→荘園内の給田、免田の設置→分業化で多様性
荘園領主と在地領主。のちに戦国大名。
鎌倉幕府は中国銭を当初禁止、後に追認。
びた一文の、びたは質の悪い私鋳銭のこと。
江戸時代は金、銀、銅を使った。江戸は金貨、大阪京都は銀貨、小...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年10月21日
各章、各時代の経済を取り上げた内容を総括すると、
人間はどの時代でもインセンティブとエンフォースメントのバランスの中に存在し、金と権力を望む。
これは政治だけでなく経済も宗教も一緒。そして日本だけでなく世界にも通用することと思う。
そして今現代においても変わらず存在する・・・
個人的には荘園制の前...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年03月18日
経済学者である著者が仮想通貨やプラットフォームなどの仕組みを日本史から解説した一冊。
仮想通貨や教育などといったことを歴史をもとに経済学の観点から解説されており、歴史から現代において活かすべき部分などを学ぶことができました。
日和見な行動を取らないように監視することやモチベーションを上げるためにイ...続きを読む
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