バルトーク音楽論選

ベーラ・バルトーク

20世紀最大の作曲家のひとりであるバルトーク（1881-1945）。彼はまた、ハンガリーやルーマニアなど中欧・東欧の各地で民謡を採集するという、民俗音楽研究者としての顔をもっている。音楽が無調へと向かい、より抽象化していく時代の中、バルトークはなぜ、そしていかにして民俗音楽を採集するのか？ 本書は彼が自ら採譜した民謡を楽譜つきで紹介・考察した論考のほか、コダーイ、ドビュッシー、ラヴェルなど同時代の作曲家についての批評、ハーヴァード大学で行われた講義録など計15篇を精選。文庫オリジナルのアンソロジー。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 趣味・実用 / 音楽
• 出版社: 筑摩書房
• 掲載誌・レーベル: ちくま学芸文庫
• 電子版発売日: 2018年09月14日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 17MB

[ブクログ · ★★★★☆]

バルトークは20世紀を代表するハンガリーの作曲家であり，また民俗音楽研究の第一人者としても重要な人物である。本書はバルトークの論考や他作曲家の批評，ハーバード大学で行われた講義録など計15編からなる。いずれも当時代の証言として貴重なものであろう。