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相談支援専門員の先駆けとして「施設と地域」の間を走り抜けてきた著者が、30年にわたる実践の中で気づいてきたこと、大切にしてきたことを余すところなく語りつくす。現場の支援員、相談支援専門員、サービス管理責任者が元気になる、明日の活力にできる一冊。
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Posted by ブクログ
相談支援専門員が心に置いておいてほしいとされることが書かれている本だった。「小さなケアマネ、大きなケアマネ」や「レイバー、ワーカー、プレイヤーの違い」「共同決定による自己決定、支援付き自己責任」などのワードが心に残った。ノーマライゼーションの詩については恥ずかしながら初耳で、調べてみると感銘を受けた...続きを読む。終わりに、の項でノーマライゼーションについて更に目から鱗だった。人は誰でも誰かから必要とされている実感が欲しいのかもしれない。障害者福祉に関わる人間なので非常に感銘を受ける本だった。
初め読み始めた時はまだ出てくる協議会や法律の名前に疎かったせいでなかなか読み進めず、積読状態になってしまいました。 少し時間をおいて、障害者福祉への興味が高まった頃にまた読み進めると、著者の心の動きや行動力に感動しながらするする読めました。 本書で一貫して語られる、「施設のための対象者ではなく、...続きを読む対象者のための施設であり、福祉である」という理念は、福祉の仕事をする上で大事にしたいと思います。 あとがきに書かれた下記の文章で少し涙が出ました。 障害の有無や年齢など様々な条件を超えて、人が生き生きと日々を過ごすために必要なことだと感じました。 “自分を必要としている、自分が役に立てる場に自分の身を置く(これを、社会参加と呼んでいいのではないかと思うのです)。それを基本に生活を組み立てた時、その生活スタイルを「ノーマライゼーション」と呼んでもいいのではないかなと思ったのです。”
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福岡寿
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